浅野川少年の事件簿
♪♪♪


学校からの帰り道。
浅野川と美波は、あるビルの前に人だかりができているのに気付く。
さっさと立ち去ろうとする浅野川の手を引っ張り、美波が人混みをかき分けて前へ出る。
路上に倒れている男と女。すでに息絶えているようだ。
その男女は手をしっかりとつなぎ、抱き合うように死んでいた。
野次馬が「飛び降り……」「心中……」などと言っているのが聞こえる。

美波「心中か。何が理由だろう? サラ金に手を出したか? 三角関係の清算か? なあ、浅野川、どう思う?」
浅野川「悪趣味だな。理由なんて、どうでもいいじゃないか。……帰るぞ」
さっさと立ち去る浅野川。美波はあわてて後を追う。
美波「おい、待てよ!」



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