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チャミー成長日記
雑文祭用特設ページ

綴り手:うえだりね


第10回雑文祭参加


第10回雑文祭 *参加* 12/29/2010
   『年下王子☆』


ベーターに滑り込んで来た小池くん
「ふぅ〜 セーフ!♪」
は、いいんだけど
左手を私の肩に置いて息を切らせてる風は
ちょっとドキドキするんですけどぉ
            (汗ばむわぁ〜)

「仲間さんもこれから昼ですか。
もう誰もいないかと思いましたよ。」
    
食堂には、10人ほど
メニューはもうラーメンのみ。

   「はい、おまちどうさんね。」
カウンターにトレーが置かれるか置かれないかのうちに
小池くん、サッと両手を伸ばし ふたつ持ち
  そっち側行って 
と顔で合図する。

向かい合わせでラーメンをすする。
ラーメン&小池さん?!  ぷぷっ
「なんすか?」
私のニヤリを見逃さずつっこんできた
 「え?なに?」
「笑われた気がしたから。」
 「?って言うか、今日お天気いいわ♪」
窓から見える海が遠くにキラキラ光ってる。

「ところで、仲間さんのお父さんて
何なさってるんですか?」
 「がくげいいん」
「はぁ」
 「博物館」
「はいはい♪前方後円墳とかですね。」
 「んーそれは宮内庁かも。」
……具体的な一例が なぜに古墳?
博物館って言ってんのに。
確かに子供の頃よく古墳公園へ連れて行かれたけど。


そして、午後休憩 喫茶室
小池くん珍しく同期組と一緒になったらしい。
隣りでニヤニヤしてる4Fウエンツくんの
肩に手を載せてる、
たぶんクセなんだよね  それ。
    
    「うひゃひゃひゃ☆下ネタ禁止だろっ」
突然 小池くんの斜め向かいに座ってた子が、
彼を指差して大爆笑。
えええっ シモネタ って?? どんな?
小池くん人差し指を口に当てて
「シィーー!」だって。

    「小池くんて、可愛いですよね♪」
派遣のエミリちゃんが そう言うので
 「うん、まだ新入社員ぽいしね。」
と返しておいた。 
       (それ以上に髪サラツヤ〜)


小池くん23、 5つも下だもの 
肩に手ぇ置かれたくらいでトキメイテどうする
私よ。


20:30 退社
ドラッグストアに寄ろうとロータリー裏へ
自転車を走らせていたら −−−
バス車庫横に −−− 小池くん →エミリちゃんと

あは そゆうことね お似合いよ。
そうだコンビニでおでん買おう っと♪
寒い寒い夜 

第9回雑文祭 *参加* 12/19/2009
『パパは私の北極星☆ チャミーより』


欲しいのは、パパの愛
パパの寵愛をこの一身に受けたい
パパに誰よりも愛されたい
              なのにぃーー

『ママはライバル』岡崎友紀の気持ちよっ フンッ
パパは私よりママの方が好きみたい
お仕事に行く時、ママにはチュ♪ 
私はそのあと頭をいい子されるだけー  悔しいー!
私だってチューしたいのに。
お家に帰ってきたら、やっぱりママが先に
 「お疲れさま〜」って声をかける
負けじと私はハンカチ運びのお手伝いをするの☆
ママに渡したら、パパの足元へ行っておなかを出して 
テッテッ って触ってもらうんだぁ♪♪

二人でごはんやお買い物に行っちゃったら
私はお留守番…… 玄関でお見送りする寂しさと言ったら。
でも、困らせたくないから聞きわけ良くいい子にしてる。
帰って来たらパパにだけ駆け寄って「おかえりなさい☆」
言うんだもん!ママには後でちょっとだけお愛想〜。

でもね、ママに優越感を覚える時だって少なくないのよ!
パパがお部屋でPC座卓に向かっている時、ママが部屋に来ると
パパは カチッ って画面を切り替えるの!
ママが来ると迷ー惑みたい。
私とふたりきりの時は、パパとっても楽しそう♪なのに。
座椅子の右横でちんまりしたり、右のお膝に載っている時
パパとってもくつろいでるぅ♪♪
のに、ママが来たら、ピッ っと緊張するのよね 私わかるの。
ママったらおじゃマンボ。

そうそう、この前の旅行の時なんか、旅館のお部屋で
パパのあぐらに丸くなってたらママがお風呂から帰ってきて
一瞬喜んでお迎えしそうになったけどーー  
やっぱり我慢できなかったのよね
パパと水入らずのとこ邪魔されたの!
 ギャン って怒ってやった  
生意気娘で結構毛だらけ猫灰だらけ。

それから、ママよりパパのことを愛してる自信もあるの。
ママは、たばこ臭いとかにんにく臭いとか なーんか臭いとか
パパを嫌がる時があるけど、私そんなこと全然無い☆
どんなパパだって変わりなく愛してる。
例えばパパがホームレスになったって、傍にいる。

ママなんて夕飯の洗い物もせず寝ちゃう時ある。
食べてすぐ寝たらブタになるのにね
あれ、牛だっけ? (だってママ……。)
でっ!私は違うよ、パパがお風呂上りビールのおつまみを
入れてある戸棚を開ける音がしたら、
猛ダシュでお運びのお手伝いに☆
パパほったらかして寝ちゃうなんて 考えらんな〜い。
いつもパパの気配に耳を澄ませてるの♪
それが犬娘というものよ。


そんな元気ハツラツ自慢の私も寄る年波には勝てず
お顔が白くなってきてる。
いつかパパより先にお空の星になると思うけど、
出来る限りパパの傍にいたい。
どんなに苦しくても痛くても、
この手の届く距離にパパがいてくれたら  我慢できる。
忘れないで この気持ちは決して変わらないからね。

 それでも神様がいよいよ「もう、おいで」って呼んだら……
                北極星の右下に寄り添う小さな星。


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