裏ぽた・98年1月


1月31日(土)

 プレイステーションのゲームソフト『バイオハザード2』をプレイ中。おかげでネットに繋いでいる時間が減少している。まあ、これはあくまでも自宅からの時間で、会社からはいつもどおりだが。

 そういうわけで、今日は日記を書けないのです。また明日。
 ……って、このフレーズも懐かしいなあ。

28日〜今日までに買った本:
『デビルマンレディー』3巻(永井豪、講談社)
『火車』(宮部みゆき、新潮文庫)



1月27日(火)

 逮捕された大蔵検査官室長って、接待でノーパンしゃぶしゃぶに連れていってもらってたのか。
 私はちょっと、それは勘弁してほしいなあ。しゃぶしゃぶ食べるのにわざわざパンツ脱がなきゃならないなんて、恥ずかしいぞ。
 ……という話ではないかもしれない。
 食欲と性欲を同時に満足! ……と言われてもなあ。私はやはり、別々に満足したいぞ。
 ……という話でもないかもしれない。

24日に買った本:
『覇王の道』グインサーガ59巻(栗本薫、ハヤカワ文庫)



1月23日(金)

 う〜む、「味の素は売り上げを伸ばすためにフタの穴を大きくした」という話を信じている人がいるとは……。これは、電子レンジ猫や猫肉バーガーと同じく、単なる都市伝説に過ぎないんだけど。まあ、わざわざ本人に教えてあげるほど、私は親切ではないが。
(余談だが、電子レンジ猫ってのはデストロンの改造人間みたいだな。バーナーコウモリとかピッケルシャークとかカメバズーカとかテレビバエとか。しかし、猫とか犬とかの改造人間ってのは非常に弱そうだぞ)
 ということで、せっかくだから「フタの穴を大きくしたら本当に売り上げが伸びるのか?」を考えてみよう。

 まず、「穴を大きくした」ことが消費者に知られている場合。消費者はどう考えるだろう? 「さすがは味の素、企業努力してるなあ」とは考えまい。「ケッ、味の素め、そんなセコい手を使いやがって。今度からハイミーを使おう」と考えるだろう。これではかえって売り上げが落ちる。
 では、「穴を大きくした」ことが消費者に知られていない場合はどうか。穴を大きくしたということは、つまり「消費者が振りかけたいと思っている量よりも多く出てしまう」ということだ。調味料を使いすぎると味が落ちる。「う〜む、味の素って、最近マズくなってないか? 今度からハイミーを使おう」ということで、やはり、かえって売り上げが落ちる。
 というわけで、穴を大きくしたところで売り上げ増には結びつかないだろうなあ。そんなしょーもない手を使うより、味の向上とか宣伝とかに尽力した方がはるかにマシである。

 まあ、冷静に考えてみれば本当か嘘かはわかるだろう。「猫肉の方が牛肉よりかえってコストがかかる」(生産・流通システムが確立していないから)のと同じように。
 とはいえ、そういう論理や経済性を無視して、自分の信じる道を突っ走る企業というのも存在するのだが。ウチの会社だって(以下自粛)

今日買った本:
『たまご猫』(皆川博子、ハヤカワ文庫)
『日本語ウォッチング』(井上史雄、岩波新書)



1月21日(水)

 同人誌の原稿は、本日まるはさんに渡してきた。どうも原稿の集まりがあまりよくないようで、はたして無事完成するのか心配である。

 わからない人のためにちょっと説明しておく。
 森博嗣、というミステリ作家がいる。主に講談社ノベルスで作品を発表している作家だ。本人もホームページを持っており、私もオフミ等で四回ほど会っている。
 で、この同人誌は、森博嗣作品のパロディーを集めた、漫画あり小説ありの本である。ミステリパロディーのページ『極上パロディーズ』をやっている関係で、こういうパロディストたちと知り合いになったのだ。
 で、原稿の集まりは別にして、今かかえている問題といえば……あまり大きな声では言えないのだが……この同人誌に「森博嗣承認印」をもらうかどうか、ということだ。
 もちろん、本人は自分の小説のパロディー本が出ることは知っているし、「承認印押すよ」と言ってくれているのだが(なにしろ自分でも漫画同人誌を作っていたくらいだから理解がある)はたしてこの承認印が及ぼす影響は?
 つまり、他の同人誌からにらまれるのではないか、ということだ。
「なによ、ちょっと森先生と個人的に親しいからって、承認印なんかもらっちゃってさ! 中身は、ウチの方がはるかに面白いのに! き〜っ、くやしい! カミソリでも送りつけてかしら!」
 ……いや、別に大げさに書いているわけでなく、実際にこういうことがあるらしい。この世界、奥が深いからなあ。ここにこんなことを書くことさえヤバいかもしれない。だったら書くなよ。
 さてどうなることやら。案外、杞憂に終わりそうな気がするが、まあ、うらまれるのも一興かもしれない。

今日買った本:
『バッドテイスト』(荒俣宏、集英社文庫)



1月19日(月)

 15日、16日と連続開催された新屋健志迎撃オフミも無事終了。今回の収穫は、奥山画伯だろうか?(←不明)

 同人誌の原稿も、18日に無事完成。4コマ漫画4ページである。さて、『補陀落通信』の方を書かねば。

1月15日から今日までに買った本:
『デビルマンレディー』1・2巻(永井豪、講談社)
『覆面作家は二人いる』(北村薫、角川文庫)
『美しき殺人法100』(桐生操、角川ホラー文庫)



1月14日(水)

 どうやら、明日はまた雪のようである。いや、大阪ではなくて東京の話。
 新屋さんが新幹線で来阪する予定なのだが、はたして来れるのか? 来れないなら来れないで、それもまたネタになるからいいのだが。

今日買った本:
『ドカベン・プロ野球編』16巻(水島新司、秋田書店)
『学校怪談』8巻(高橋葉介、秋田書店)
『「悪魔祓い」の戦後史』(稲垣武、文春文庫)

 だから、買ってないで原稿描けって。

 しかし、『学校怪談』を読んでいて驚いたのだが、九段九鬼子先生は夢幻魔実也の子孫だったんだなあ。って、こんなネタ書いても誰もわからんぞ。



1月12日(月)

 いよいよ、同人誌の原稿の〆切がせまってきた。
 4コマ4ページだから大したことはないと言えばそうなのだが、なにしろ久しぶりなのでなかなか「絵の勘」が取り戻せない。時間がかかりそうである。
 そういうわけなので、『補陀落通信』の方はもう少し待ってくだされ。

 ……とか言いつつ、講談社ノベルスの新刊3冊はすでに読了してるんだよなあ。

1月6日から今日までに買った本:
『彼方から』8巻(ひかわきょうこ、白泉社)
『3×3 EYES』27巻(高田祐三、講談社)
『幻惑密室』(西澤保彦、講談社ノベルス)
『神曲法廷』(山田正紀、講談社ノベルス)
『夏のレプリカ』(森博嗣、講談社ノベルス)
『古代人と巨大建造物の謎』(武光誠、KAWADE夢新書)



1月5日(月)

 あけましておめでとうございます。

 ネット上で知り合った人たちから、紙の年賀状・インターネット年賀状が56億7千万通も届いている。返事はこれから書きます。もう少し待ってください。一年に一枚ずつ書いたとして、弥勒の降臨までにはなんとか……。(←ほとんど年賀状の意味なし)

今日買った本:
『ミステリの経済倫理学』(竹内靖雄、講談社)





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