裏ぽた・98年7月


7月31日(金)

 昼休み、昼食を食べたあと本屋へ。東京へ来て唯一良かったことは、昼休みに本屋に行けることか。
 新潮文庫の新刊が出ていたので購入。デスクに戻ると早速、倉橋由美子の『大人のための残酷童話』から読み始める。これがツボにハマって、非常に面白い。帰りの電車の中でもついつい読み耽ってしまう。ううむ、こういう本を読むと、創作意欲が刺激されるなあ。……って、もちろん私の作品など倉橋由美子の足元にも及ばないわけだけど。
 結局、帰宅してからも読み進め、つい先刻読み終わったところ。堪能しました。

 明日は帰阪。


今日買った本:
『大人のための残酷童話』(倉橋由美子、新潮文庫)
『泡坂妻夫の怖い話』(泡坂妻夫、新潮文庫)



7月30日(木)

 本日は友人と飲む。23日に言及した、あの友人である。
 定時後、さっそくビルを七階ほど上り友人のデスクへ。直接会うのは二年ぶりくらいか。相変わらずの笑顔で出迎えてくれる。おおっ、髪型変えたのね。若返った感じでけっこう似合ってるわ。……などと書いていると月夜堂さんを喜ばすだけなのでほどほどにしておいて、有楽町へ飲みに行くことにする。
 近況報告や仕事の話などは移動の車中で済まし、よく行くという銀座麦酒樓へ直行……しようと思ったが、そう簡単にはいかなかった。場所がよくわからない、というのだ。よく行くんやろが〜、いや、よく行くけどよく迷うんだ、などと言いつつなんとか目的の店に到着。中華料理の店だ。
 台湾麦酒と料理。旨い。これだけ旨い中華を食うのは久しぶり。

 で、今回は小説談義に終始した。綾辻行人の話、鈴木光司の話、橋本治の話、隆慶一郎の話など。←バラバラやんか!
 この友人、もともと綾辻が好きで作品はすべて読んでおり、『殺人鬼』が一番だなどと言っている割には、京極夏彦や清涼院流水などは名前さえ知らなかった。ううむ、かなり読書傾向が偏っているような気が……。というわけで、京極と清涼院は熱烈に薦めておいた。……って、それでも偏っていることには変わりないか。

 二時間ほど飲んでから帰宅。また行こう。



7月29日(水)

 通勤の電車の中で何を読むか、というのは重要な問題である。大阪ではほぼ確実に座って通勤できたので、行きは新聞(ただし月曜日のみ週刊少年ジャンプ)帰りは文庫本を読むのが定番になっていた。
 ところが東京では、ジャンプさえ読めない。もちろん新聞など以ての外である。まあ文庫本ならなんとか、というところか。で、行き帰りとも文庫本を読むことにしたのだが、これの選定がけっこう難しい。特に推理小説などは。
 あまりに面白すぎる小説だと続きが気になって家に帰ってからも読んでしまい、結局一日で読み終わってしまうので翌日読む本に困る。逆に、あまりにつまらなすぎる小説だと途中で読むのを投げ出してしまい車中でヒマを持て余すことになる。だから、小説などよりも読みかけでも後をひかないエッセイ集の類の方がいいのだ。丸谷才一などが最高なのだが、氏の本は既に読み尽くしてしまって新刊待ちの状態にあるのだ。結局、今日などは桐生操の『美しき殺人法100』を読んでいたのだが……ううむ、これはあまり、電車の中で読む内容じゃないなあ。
 さて、明日からはどうしよう? 思い切って船戸与一の『蝦夷地別件』にでも挑戦するか?

 ようやく来週の予定が決定。月と金は大阪、火水木は東京である。これはやはり、東京で遊ぶなという指令か? ううむ、ねぎねぎとネタかぶってるなあ。←ネタじゃないって。



7月28日(火)

 しくしくしくしく。
 しかしまあ、何が辛いって、通勤ラッシュも辛いけどやっぱり朝起きるのが一時間以上早くなったことだな。だったら寝るのも一時間早くなったかというとさにあらず、いつもと同じなのだ。
 ……はっ、しかし、まだテレホーダイに入ってないぞ。電話代の請求が怖い。しくしくしくしく。←泣き言ばっかりかい!

 で、会社の方ではとりあえずWindowsマシンを一台確保。でもまだネットには繋がっていないのだ。一応、京都研究所の方のサーバに直接繋ぐようにすればメールやら何やらも読めるようになるはずだが……ううむ、よくわからないので早いとこネットワーク管理者にお願いせねば。



7月27日(月)

 しくしくしくしく。
 予想していたとは言え、東京の通勤ラッシュがこれほどヒドいものだったとは。せっかく買った『週刊少年ジャンプ』を読む余裕さえない。会社に着いた頃には精も根も尽き果て(←なんかヤらしいな←いやんいやん)すでに仕事をする気力なし。グウ……。←寝るな!



7月26日(日)

 運送業者が来たのが午前八時。結局荷物は段ボール箱五箱分である。ほとんど衣類。PowerBookは背中にかついで持って行くことにする。
 そのまま部屋でうだうだして、出たのが十時。途中でメシなど食いつつして竹の塚に着いたのが三時前か。発送した荷物はすでに届いていた。ううむ、侮りがたし、運送業者。

 とりあえず、竹の塚周辺をうろうろする。当然ながら、まず探すのは本屋である。とりあえず二軒確保したので一安心。すぐ近くにイトーヨーカドーもあるし、まあなんとかなるだろう。

 疲れたので、今日は早めに寝ます。グウ……。

今日買った本:
『デビルマンレディー』5巻(永井豪、講談社)



7月25日(土)

 だから更新しているヒマなどないというのに。

 明日は東京へ移動。次に大阪に帰ってくるのは……8月8日には確実に帰ってきているはずだが、この予定は早まるかもしれない。まだこっちで積み残した仕事があるからなあ。8月5日ころには一旦帰ってきているかも。このあたりはまだ流動的。

 ええと、東京でもちゃんと更新は続けるのでご心配なく←誰も心配してないって←いやんいやん。



7月24日(金)

 ううっ、風邪気味である。しかしビールは飲むのだ。

 いや、ホントは飲んでる場合ではないのだが。日曜日に東京への荷物を発送するので、それを子造り……じゃなくて荷造りせねばならないのだ。そういう名目で、今日は不妊休暇……じゃなくて赴任休暇を取ったのだから。←欲求不満なのか?←いやんいやん。
 前にも書いたが、家財道具のほとんどは大阪に置いていくつもりである。だから、必要最低限のものだけ荷造りすればいい……まあ基本的にはそうなのだが、いろいろと条件があって判断が難しいのだ。
 まず、会社の金で発送できるのは一回のみである。だからこの一回で、必要なものはすべて発送してしまいたい。かといって、衣類等すべて送ってしまうとあとで困る。月のうち一週間くらいは大阪へ戻ってくるのだから、ちゃんとこちらでも生活できるようにしておかなければ。
 料理の道具はどうしよう。二組揃えるのはもったいないし。すると、リュックに鍋やらフライパンやら包丁やら菜箸やら詰めて新幹線で移動するわけか。流しの料理人みたいでそれもまた一興かも。いや、どっちかといえば裸の大将か。しかし、さすがに小泉今日子の等身大立て看板はかついで移動するわけにはいかんよなあ。
 ……というわけでいろいろと思い悩んで荷造りは遅々として進まないのであったマル。

 PowerBookG3でポストペットを立上げると、もうペットの動作が速いのなんの。分身の術か加速装置か、というくらい。←どっちにしても古いな。



7月23日(木)

 本日は大阪支社に出張。
 大阪支社は、大阪城を見下ろすビルの29階にある。窓から眺めていると、大阪城ホールの前に何やら人だかりが。隣にいた事業部長に聞くと、「KinkiKidsのコンサートやで」という話。←この情報、ウラ取ってないので信憑性は薄いぞ。

 で、出張の用件は何かというと、例の出向の説明会。……といっても、詳しいことは何にも決まってないじゃないの〜しくしく。どうやら、東京へ行ってから自分で立上げるしかなさそうである。しかしなあ、なんだか泥縄っぽいなあ。ホントに大丈夫か?

 うちの会社では、人事異動は辞令が出ると同時に社内ネットワークの掲示板に掲載されることになっている。この掲示板を見た友人からさっそくメールが来た。数年前、異動で東京へ行った先輩(二年上)である。東京へ来たら、さっそく飲みに行こう、とのこと。
 思えば、この友人ともう一人の友人、三人でよく飲みに行って馬鹿話をしたものだ。この三人も人事異動で今や離ればなれ、なかなか飲みに行く機会もない。古き良き時代の馬鹿話が再びよみがえるのなら、この出向も少しは価値がある、というものだが……。



7月22日(水)

 いやんいやん。出向の辞令が出てしまいました。これから来年の三月までは、大阪と東京の二重生活を強いられることになります。

 二重生活と言っても、ドッペルゲンガーになれとか生き別れの双子の弟を探せとかアリバイトリックを駆使しろとか言う話ではなく(←当たり前だ)月のうち半分から三分の二くらいは東京に居て、残りはこっちに帰ってくる、という生活になりそうである。
 まあ、その期間ずっとホテル暮らしをするわけにもいかないので、東京に会社の寮扱いの物件を確保した。家具等は付いているようなので、必要最低限の衣類のみ東京に持って行くことになるだろう。この住処があるのは竹の塚、ということだ。で、竹の塚ってどこ?(←お約束)

 というわけで、あわただしい話だがとりあえず来週と再来週の二週間は東京に居る。何かあったら呼んでくれ。って、何があるんだ?



7月21日(火)

 ふう、久々の更新。と言っても、今月はすでに七本目なのだが。更新強化月間などと言いつつも、やはり後半になると生来の怠け癖が出てくる。しかし、最近どうもダジャレが影をひそめつつあるなあ。

 PowerBookで執筆しつつ思ったのだが、やはり、テンキーがないのはちょっと痛い。「半角数字」がワンアクションで打てないのだ。いちいち切り替えて打たねばならない。Performaだったら、文字キーの上部は全角数字、テンキーの部分は半角数字に割り当てられていて、どっちもワンアクションで打てたのだが。ううむ、テンキーも買おうかなあ。
 テンキーがないから、のーてんき。(←オモテに書けよ)

 ああもう、仕事の方は相変わらずドタバタしてるぞ。いやんいやん。
 まあ、もうちょっとしたらもうちょっと詳しく書けるかも。刮目して待て!(←おい)



7月20日(月)

 朝、いつもの月曜日のように目覚めてから休日だったことを思い出す。なんだか得した気分。
 今日は特に予定のない休日なので(←いつもそう書いているような気がするぞ)PowerBookにいろいろインストールしたりしてだらだら過ごす。

 そういえば、「更新強化月間」などと銘打っていたはずなのに、もう五日も更新していないなあ……ま、そのうちに。



7月19日(日)

 のほほほほほほほほ。←長ェよ。
 ついに、Macintosh PowerBookG3を買ってしまいました。
 夕方、日本橋から帰ってきて、とりあえずLocalTalkでPerformaと繋ぎ、様々な設定をおこなって先ほどようやくなんとか一通りは使えるようになった。やっぱり十年近く鍛え上げた辞書が一番重要だな。
 というわけで、今日はさっそくPowerBookから更新。

 あ、オフミの報告まだ書いてないや。また後日、ということで。(←とか言いつつ、ほとぼりがさめるのを待っているのでは?←なぜ?)



7月18日(土)

 ふう、ただいま帰宅。お会いした皆さま、ありがとうございました。楽しいオフミでした。
 しかしさすがに、オフミ二連発(しかも岡山と大阪)は疲れたなあ。というわけで、詳細な報告はまた後日。グウ……。



7月17日(金)

 ううむ、なんだか仕事の方がちょっとごたごたしている。嵐の予感。いやんいやん←コレコレ。

 明日はオフミ二連発。しかも岡山と大阪。



7月16日(木)

 猛烈な眠気に襲われ、帰宅するなり眠ってしまう。
 で、起きたのが23時過ぎ。生活のリズムが乱れてるなあ……困ったものである。


今日買った本:
『トンデモノストラダムス本の世界』(山本弘、洋泉社)



7月15日(水)

 心が殺伐としているときはギャグは書けない。だから、こんな話。

 嗚呼、私も暴れ熊になりたい……。(←?)



7月14日(火)

 一回休み。



7月13日(月)

 いやあ、昨日の選挙は面白かった。やっぱり、こういう「祭り」には参加しなくてはねえ。「誰に投票しても同じ」なんてことはないぞ、断じて。

 週刊少年ジャンプ掲載の、鳥山明の新連載『カジカ』。先週も「初期のドラゴンボールに雰囲気が似ている」と書いたが、なんだかますます似てきたような気がする。カジカが悟空、ハヤがブルマ、竜のタマゴがドラゴンボール、ギバチはレッドリボン軍か。イサザは、ルックスはブルー将軍で中身は桃白白。
 ううむ、なんだか一抹の不安が……。

 以前小ネタとして使ったけど、「雰囲気」を「ふいんき」と読む人が増えているらしい。「ふいんき」の方が発音しやすい、ということだが、あまり変わらないような気もするなあ。
 今はまだ(私にとっては)非常に違和感のある読み方だが、この「誤読」もあと百年くらいすれば定着するのかもしれない。「あらたしい」が「あたらしい」に変化したように。「しだらない」が「だらしない」に変化したように。
 ところで、「しだらない」と「ふしだら」の語源は同じだろうか? そのうち調べてみよう。



7月12日(日)

 昨夜は読売テレビの『平成紅梅亭』を最後まで見る。古典落語をたっぷり時間を取って聞かせてくれるので好きな番組だ。って、これは前も書いたか? 今回の収穫は『鹿政談』。今まで本で読んだだけの話が聞けてよかった。
 この番組が終わったのが4時。なにげなくチャンネルを変えると、NHKでワールドカップのクロアチア×オランダ戦をやっていた。で、これも最後まで見てしまう。終わったのが6時だ。あああ、結局徹夜してしまった。
 それから寝て、起きたのが12時前。投票に行ったあと、例によって例のごとくダイエーへ。食材ビール等買い込む。

 夜はひたすら、開票速報を見る。これが面白いのなんのって、これを楽しむために投票に行ってるようなものだな。



7月11日(土)

 ボツにした話。


 熱帯魚を飼いはじめることにする。十匹ほど買ってきて、大きな水槽に入れる。
 翌朝見ると、数が減っているような気がする。さらにその翌朝も。水槽の上部には金網が張ってあるし、猫に襲われたわけでもないし、逃げたわけでもない(←あたりまえだ)
 ついに二匹になり、一匹になる。死骸のかけらさえ見あたらず、まさに「消える」という言葉がふさわしい。
 最後に残った一匹も、翌朝忽然と消え失せていた。


 ううむ、これではなあ……。ラストにもう一ひねり欲しいところだが、なかなか思いつかない。
 誰か、いいアイデアない?(←ここで聞いてどうする!)



7月10日(金)

 ううむ、すでに泥酔状態か。
 ということで、おやすみなさい。グウ……。


今日買った本:
『赤い激流』グイン・サーガ61巻(栗本薫、ハヤカワ文庫)



7月9日(木)

 そして今日も、はるか彼方の実験室との往復三昧。あと数日はこの状態が続きそうだ。まあ、ダイエットだと思えばつらくはない。しくしく。

 夕方になって、少し雨が降った。これで涼しくなるかと思ったが、気温は下がらない。湿度が高くなった分、かえって不快指数は増したようである。
 やっぱり夏は苦手だ。冬の方が好き。……と言いつつ、冬になると逆の主張をしていたりするのだが。

 明日はもう少し、涼しくなりそう。



7月8日(水)

 ううむ、今日は疲れた。
 私のデスクは三階のフロアにある。そして実験室は別の棟の二階にあるのだ。実験室へ行くためには、いったん一階まで降りて屋外を歩いて行かなければならない。今日はデスクと実験室の間を、五往復くらいしただろうか。
 もちろんエレベーターはあるのだが、あまりに遅いので待っていられず、結局は階段を登り降りすることになる。この「遅い」というのは感覚的なものではなく、実際に加減速がゆるやかなのである。車椅子の社員に配慮した、とのことだが、ううむ、これは本当だろうか。普通のエレベーターの加減速って、車椅子だと危険なのかな。今度会ったら聞いてみよう。

 というわけで、実験室との往復に疲れ切ってしまったので(←なんか最近そんなのばっかり)定時早々に帰宅。



7月7日(火)

 出社するも、部のサーバーはまだ壊れたままである。こんな連絡メールが来ていた。
「13時から10分間だけサーバーが復活するので、必要なファイルはこの時にローカルディスクにコピーしてください」
 なんだか、よく冒険ものなどで出てくる「この扉が開いているのは10分間のみ! その間に宝物を入手して脱出するのだ!」という設定に似てるなあ。
 というわけで、13時になったのでさっそくサーバーに繋ぐ。しかし、よく考えてみたら特に緊急に必要になるファイルは置いていないのだった。ううむ、これは、「10分間のみ」と時間を区切られるとついつい繋いでしまうという人間心理を巧みに利用したトリックか? どうやら、みんな揃って繋いでいたらしく、サーバーの応答も遅かったし。
 そして、サーバーは夕方に本格復旧。

 BG。Business Girlの略。和製英語である。職業婦人、つまり今で言うOLのことで、終戦後から1965年くらいまで使われていた。ところが、このBGというのは「バー・ガール」、すなわち水商売の女性と紛らわしいという声が起こり、1964年に週刊誌『女性自身』が一般読者から「BGに替わる言葉」を募集した。その結果選ばれたのがOffice Lady、すなわちOLである。
 ……というのが、『「死語」コレクション』(水原明人、講談社現代新書)に載っていた顛末である。私が以前から聞いていた話では、「Business Girlとは米俗語で売春婦の意味があることがわかって使われなくなった」ということなのだが、うーむ、若干の齟齬があるなあ。やっぱり売春婦説は単なる都市伝説なのか? 辞書で調べても「Business Girl」なんて載ってないし。(俗語辞典を調べないとダメなのかも……)



7月6日(月)

 今日発売の週刊少年ジャンプから、鳥山明の新連載『カジカ』が始まった。
 カラーページはMacintoshで彩色されていたのでちょっと不安だったが、大丈夫、独特の「躍動するペンタッチ」は元に戻っている。ストーリーも、コメディタッチの冒険ものということで、『ドラゴンボール』の初期のイメージに近いかな。今後に期待しよう。
 そして藤崎竜の『封神演義』。趙公明の妹・雲霄三姉妹が出てきたのだが、これがトンデモない怪物ぞろい。こ、これは……『グインサーガ』の、ユラニアの三醜女ではないのか? いや、そもそもは『封神演義』の方が元祖か? いやいや、原作では三姉妹は美人だったような……。

 会社に行ったら、部のサーバーが壊れていた。メールなどは使えるのだが、共有フォルダーが使えない。他のメンバーとファイルのやりとりができないので、非常に不便である。仕方なく、フロッピーディスクに落としてやりとりするという原始的な方法を使っていたのだが、非効率極まりない。
 明日には部品が届くので修理する、という話だったが、大丈夫だろうか? うーむ。



7月5日(日)

 ぎゃー!
 タマネギをきざんでいたら、指まできざんでしまった。いやんいやん。
 負傷したのは右手の中指。包丁はタマネギを持つ指の上から入り、指先と爪に創傷を作った。幅約1.5センチ、深さ0.5センチ。全治一週間と診断される。
 こうしてキーボードを叩いているだけで指先が痛い。しくしくしく。


今日買った本:
『Comical Mystery Tour 3』(いしいひさいち、創元推理文庫)
『封神演義』10巻(藤崎竜、集英社)



7月4日(土)

 久しぶりに、何の予定もない土曜日。たまっていた洗濯物とたまっていた未読本の片づけに専念。
 そして、忘れちゃならないオモテの更新。なんとかこのペースが維持できればいいのだが。いやんいやん。←脈絡もなく使うなっ!



7月3日(金)

 暑い暑い暑い暑い暑い。駅から会社まで歩いただけで汗が吹き出してくる。
 というわけで、会社に着くなり煙草とジュースを持って喫煙室へ。ああっ、この私の熱く火照った体を、誰かしずめてちょうだい。いやんいやん。などと言いつつしばらく休憩して、ようやく仕事をする気力がわいてきた。

 というわけで10時55分になった。11時からミーティングが始まる。場所は第3会議室、総務の横である。1階まで降りて廊下を歩き、第5会議室の前を通り過ぎて、さあ第3会議室に着いたぞ、と思ったが、どこかおかしい。ドアに貼ってあった「第3会議室」のプレートがなくなっているのだ。おそるおそるドアを開けてみると、中には測定機などが所狭しと並んでいる。これは実験室だ。
 これは一体どうしたことだ? たしかに、ここには第3会議室があったはずだ。私は夢でも見ているのか? それとも、異次元世界にでも迷い込んだのか? このあたりには昔、狸が出たとも言うが……。
 ……などと悩んだのは一瞬のこと、すぐに思い出した。4月のレイアウト変更の際に、第3会議室は移転したはずだ。4月以降第3会議室を使っていなかったので、つい忘れていたのだ。

 新たな第3会議室は2階のはずだ。再び階段を登って、ようやく到着。なんとか開始時間に間にあった。



7月2日(木)

 明日までに仕上げなければならない仕事があるというのに、ミーティングというものはこういうときに限って入ってくるものだ。
 15時から、資料のレビュー。1時間の予定だったのだが、結局17時過ぎまでかかってしまった。なぜ延びたかというと、私がいろいろと修正点を指摘したからである。うううっ、自分で首を絞めとるなあ。しかしまあ、気付きながら黙っているわけにもいかないし、これで資料の完成度が上がったのだからよしとしよう。
 というわけで、ミーティングに時間を取られた分は残業で仕上げる。これで今日の予定は終了だ。よし、帰ろう。と思ったときにイヤなことを思い出した。明日もまた、ミーティングの予定があるのだ。時間は11時から15時まで。って、なんでこんな中途半端な取り方をするかなあ。
 で、明日の分も今日中に片付けてしまおうと思ってさらに残業したかというとさにあらず、結局そのまま帰ってきたのであった。


今日買った本:
『るろうに剣心』21巻(和月伸宏、集英社)
『蝦夷地別件』上(船戸与一、新潮文庫)
『蝦夷地別件』中(船戸与一、新潮文庫)
『蝦夷地別件』下(船戸与一、新潮文庫) ←買ったはいいが読むヒマあるのか?



7月1日(水)

 昼休み、食堂から帰ってくると同僚のパソコンのまわりに何やら人だかりが。四五人があつまってぎゃあぎゃあ言っている。私は基本的に野次馬なので、こういうものを見ると覗き込まずにはいられないのだ。
 で、見てみるとサッカーのシミュレーションゲームだった。選手の動きもリアルで、なかなか出来がいいようである。そして、ブラジルとかドイツか、ワールドカップでおなじみのチームを対戦させることができるようだ。操作している社員に聞くと、決勝トーナメントのシミュレーションをやってどこが優勝するのか予想する、とのことである。なるほど。
 しかし、よく見てみるとおかしい。なぜか日本も参加している。クロアチアの代わりに日本が決勝トーナメントに進んでいるではないか。ううむ、虚しいことはやめろ、というべきか、せめてゲームの中だけでも夢を、というべきか。

 今日から七月。今月は更新強化月間にしよう、と勝手に決めて初日から書いてみた。でも、「目標○本更新」とか宣言してしまうと自分の首を絞めることになるから、それはやめておこう。←この辺が弱気。
 とにかく、更新意欲あふれるキースさんが後ろからひたひたと迫ってきているからなあ。抜かれないようにせねば。なあに、それほど心配することはないだろう。昔から、アキレスは競走では亀に勝てないものと相場が決まっている。安心して居眠りでもするか。グウ……。





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