8月31日(月)
そうそう、イングヴェイ・マルムスティーンはミュージシャンだった。しかし、名前だけしか知らないようなミュージシャンが夢に出てくるとはねえ。記憶の片隅に引っかかっていたのだろうか。
実は昨夜、課長から電話があった。「明日は特別緊急ミーティングがあるので九時に来るように」とのことである。ううむ、そんなに早く起きられるだろうか。
しかし、目覚まし時計を二つセットしてなんとか根性で起床。出社してみると……さすが、特別緊急ミーティングというだけのことはあって、なにやら事態は風雲急を告げているようだ。予定では京都研究所にいるのは明日までで、明後日からは東京に行くはずだったのだが、結局さらに延長することになった。東京からも「早く戻ってこい」と言われてはいるのだが、まあこっちの仕事の方が優先順位が上だから仕方がない。
というわけで、どうやら九月中旬までは大阪にいる予定。
8月30日(日)
昼寝をしていたら、こんな夢を見た。
高校時代の友人と一緒に、万博公園に行く。なぜかというと、そこにある国立近代美術館でマルムスティーンの作品展をやっているからだ。で、この美術館へ行くにはいったん公園から出なければならないのだが、出るときに再入場券なるものをもらえる。これがあると、その日に限り無料で再入園ができるのだ。
ところが、私は公園を出るときにその再入場券を取り忘れてしまう。これでは再入園できないではないか。どうしよう、と思って道路を見ると、あちこちに再入場券が落ちているではないか。しめた、これを拾えばいい。……と思ったが、かなり人通りが多い。これでは恥ずかしくて拾えないではないか、ううむ。
……と悩んでいるところで目が覚めた。これをフロイト流に解釈すると……って、それはもういいか。
それにしても、マルムスティーンって誰やねん。
今日買った本:
『トンデモ一行知識の世界』(唐沢俊一、大和書房)
『星界の戦旗II・守るべきもの』(森岡浩之、ハヤカワ文庫)
『幻色江戸ごよみ』(宮部みゆき、新潮文庫)
『古代史の窓』(森浩一、新潮文庫)
8月29日(土)
というわけで、休日なのに出勤である。
山積された問題を一つずつ潰しにかかる。夜までかかってほぼ解決したものの、最後に一つ、どうしても原因がわからないものが残った。まあいい、もう遅いし、これは来週回しにしよう。
……しまった、また傘持って帰るの忘れた。
8月28日(金)
さすがに今日は傘を持っていったぞ。……って、朝から降っていたから当たり前だが。
ところが、帰るときにその傘を会社に忘れてきたのだった。帰るときはやんでたからなあ。
で、予想通り明日も出勤。まあ、休日出勤の場合は車で行けるから楽は楽なのだが。
それにしても、会社の食堂のカレーはなぜあんなに甘口なのか。
高槻駅前の「カレーハウス・スパイシー」が好き。
8月27日(木)
ううむ、やはり傘を持って行くべきだった。
朝は陽が射していたので持たずに出勤したのだ。三時頃にわか雨があったものの、帰るときにはやんでいたので安心していたのだが、駅を降りて自宅へ向かう途中で急に降り出した。周りは住宅街、傘を買う店もない。なあに、五分も歩けばうちに着くさ、と思ってそのまま歩いていたのだが雨は激しくなるばかり。結局、家に辿り着く頃にはずぶぬれになっていた。
明日も雨か。
今日買った本:
『ぬえの名前』(橋本治、幻冬舎文庫)
8月26日(水)
ということで、オモテ更新。今月はけっこういいペースで書けてるな。よしよし。
実を言うと、全編ギャグで埋めたものよりもこういうタイプのものの方が書くのは楽なのだ。核となるアイデアさえちゃんとしていれば、後は筆任せで書いていけるから。
仕事の方はようやく一段落、というか、台風の目に入っただけ、というべきか。今日と明日は比較的ヒマだが、その後また忙しくなりそうである。土曜日も出勤かも。しくしくしく。
8月25日(火)
帰宅して、ちょいと休もうかと思って布団に入ったら眠ってしまい、起きたのが午後十一時過ぎ。いかんいかん。こういうことをしていると、また明日の朝起きられなくなるというのに。
妙な時間に寝たせいか、まだ頭が覚醒していない感じ。ううむ。とっとともう一度寝よう。
今日買った本:
『日本絵画のあそび』(榊原悟、岩波新書)
『鬼趣談義 中国幽鬼の世界』(澤田瑞穂、中公文庫)
8月24日(月)
ウルトラマンに出てきた怪獣ネロンガは、最初は江戸時代に出現し、「むらいせいえもん」という侍に退治されたそうだ。しかし、電気を食べる怪獣ネロンガ、江戸時代はどうやって暮らしてたんだ? 平賀源内に飼われてたのか?
……とまあそんなことはどうでもいいけど、今日も京都研究所へ出勤。ううむ、休んでいる間にバグが増えている。しくしく。しかたがないので一個ずつツブしていく。なかなかプログラマーからは卒業できんのう。
帰ってみると携帯電話に不在着信通知が。表示された電話番号の局番を見ると、山梨県のようだ。……誰やねん?
PowerBookから十センチしか離れていないところに缶ビールを置いて飲んでいる。ひっくり返すとヤバいなあ、ううむ。←だったらヤメろよ。
8月23日(日)
今日見た夢。
私はある喫茶店に、客として訪れる。しかし実は客ではなく、この喫茶店で使っているコーヒー豆の種類を調査するという密命を帯びているのだ。誰の依頼かはよくわからないが、この喫茶店が繁盛している秘密を知りたい、ということなのだろう。
しかし、店に入ってみて驚いた。狭くて汚い。椅子は壊れているしテーブルにはひびが入っている。おまけに客は私一人だ。だが調査は続けなければ。私はアイスコーヒーを注文する。出てきたものを一口飲んですぐにわかった。これはブレンディーボトルコーヒー・低糖タイプだ。
これは、フロイト流に解釈すると、ええと……まあいいか。
昨夜寝たのが四時。今日起きたのが十一時。さっそく車で外出。カレー食って、散髪に行って、ダイエーで食材や酒等買い込む。フライパンも買った。古いヤツはもう六年くらい使っていただろうか、表面のコーティングがはげてきたので買い換えたのだ。
しかし、どうも最近車で外出といっても半径三キロ以内のところにしか行っていないような気がするなあ。
8月21日(金)
ううっ、眠い。なぜだか今週は非常に疲れたなあ。仕事自体は、それほどキツいというわけではなかったのだが。やっぱり夏休み明けの週ということが効いていたのか。
京都研究所での仕事は、まだ終わらず。結局来週もこっちにいることになった。
今日は早く寝よう。明日に備えて。←?
8月20日(木)
まだ終わったわけではないのだが、とりあえず仕事の方は一段落。
というわけで定時早々に退社し、本屋に寄る。お盆期間中は新刊が出ないために非常にフラストレーションがたまっていたのだが、そろそろ出回りだした。よしよし。
特に目当ての本もなく、漫然と面白そうな本を探すときはどうするかというと、漫然と探すのだ。って、そのままだな。つまり、書棚に視線を走らせて漫然と眺める。すると、気にかかるキーワード(書名の一部だったり著者名だったり表紙のイラストだったりする)があった場合は、そこで「フラグが立つ」のである。あとは、そのフラグが立った場所を詳しく調べればよい。
で、今日もフラグが立った。文庫新刊が平積みされているところだ。あわてて視線を戻す。実はこの時点では、フラグが立ったということはわかっているが、「何に対して」かは不明なのだ。それを知っているのは私の潜在意識のみである。だからあらためて書棚を眺め、フラグの立った本を探さねばならない。「ならない」などと書いているが、これがけっこう楽しいのである。
目当ての本はすぐに見つかった。横田順彌の『古本探偵の冒険』である。なるほど、ヨコジュン・古本・探偵というキーワードに反応したのか。これは「買い」だ。
しかし、発行元が学陽書房……ううむ、はじめて聞く名だ。挟まっていた新刊案内を見ると、けっこう文庫を出しているようだが。
今日買った本:
『古本探偵の冒険』(横田順彌、学陽文庫)
『ドキュメント屠場』(鎌田慧、岩波新書)
8月19日(水)
結局、今週はずっと京都研究所に出勤することになった。来週は東京か。たぶん。
朝、テレビを見ているとピロピロッと音がして気象情報が。「京都府南部に大雨洪水警報」ということだ。なに〜っ、と思って外を見ると晴れているではないか。まあ大丈夫だろう、と思って傘を持たずに出た。(私の家は大阪府北部、会社は京都府南部である)
ところが、電車が北上するに連れてだんだん雲行きがあやしくなってきた。駅を降りるとけっこう降っている。ううむ、傘を持ってこなかったのはまずかったかと思いつつ、駅前にマクドに入りアイスコーヒーなどを飲む。十分ほどするとどうやらやんできたようなので会社に向かって歩き始めたが、途中でまた降り出した。しくしくしくしく。
結局濡れてしまった。ううむ、やはり気象情報を軽視してはいかんなあ。
8月18日(火)
ううむ、なんだかいきなりトラブル続発で忙しくなってきた。会社からネットに繋ぐ暇さえない。デスクと実験室を行ったり来たり。今週の木金は東京の予定だったが、どうやら延びそうな予感。
しかし、来週はどうなるんだろう。まったく見通しが立たないぞ。
不適切な関係って、どんな関係やねん。……というツッコミは、今までに食べたパンの枚数くらい来ているだろう。
8月17日(月)
七時に目覚まし時計をセットしたが、起きたのは七時三十五分。よくあることだ。
久しぶりに出社したらいきなりバグが出ていた。まあ、よくあることだ。
いろいろと調査してみるが原因が分からず、ついに定時になった。これもよくあることだ。
日が暮れてからようやく原因判明。この前私がバグ修正したはずの箇所が、実は修正間違いだったのだ。ううむ、よくあることだ。しくしくしく。
8月16日(日)
ああ、夏休みも今日で終わりか。しくしくしく。
しかし、この乱れきった生活パターンがなかなか元に戻らないなあ。明日の朝ちゃんと起きられるだろうか?
8月15日(土)
梅田の旭屋書店で、かねてより探していたジャン・ハロルド・ブルンヴァンの著作二冊(下記参照)を入手。すでに『消えるヒッチハイカー』と『ドーベルマンに何があったの?』は入手済なので、これで残るはあと一冊、『メキシコから
来たペット』だけになったわけだ。
これらは都市伝説に関する本なのだが、なかなか分類がしにくいらしく書店によって並んでいるコーナーがまちまちまので探すのに苦労する。民俗学のコーナーだったり、海外文学のコーナーだったり、オカルトのコーナーだったり、生物学のコーナーだったりするのだ。最後の一つは絶対違うと思うぞ。で、今回は文化人類学のコーナーで発見。
せっかくだから、この本からエピソードを一つ紹介しておこう。
ある男が、車で道を走っている。そして、カーブにさしかかる手前で一台の車とすれ違う。その車の女性ドライバーは彼に向かって「豚! 豚!」と叫んだ。間髪を入れず、彼は叫び返す。「お前だって、そんなに見られたもんじゃないぞ!」そして彼はカーブを曲がった途端、道の真ん中で寝ている豚にぶつかってしまった。今日買った本: