裏ぽた・98年10月


10月31日(土)

 ううう、風邪である。

 木曜の夜から、どうも喉の調子がおかしいなあ、と思っていたのだが、金曜は覿面に悪化していた。大阪へ向かう新幹線の中ではずっと眠っていたし(←そんなことするから悪化するのでは?)何かの会議に出席していたようだがあまり記憶に残っていない。帰宅するなりすぐ就寝。
 今日はちょっとはマシか。でも、相変わらず煙草を吸っても味がしない。だったら吸うなって。

 というわけで、今日はもう寝ます。グウ……。


今日買った本:
『電悩なをさん2』(唐沢なをき、アスキー出版局)
『怪体新書』(唐沢商会、光文社)
『現代怪奇解体新書』(別冊宝島415、宝島社)



10月29日(木)

 がーん。
 しまった。読みかけの本を忘れてきてしまった。

 昼食時、天丼の「てんや」に入ったのだが、ここで、先日購入した『本の雑誌風雲録』(目黒孝二、角川文庫)を鞄から取り出して読んでいたのだ。カウンター席である。数分して、注文したかきあげ丼が出てきたとき、その本をカウンターの下の棚、鞄の隣りに置いたのだ。
 食べ終わった後、鞄を持って店を出る。ここで、見事に本のことは忘れてしまっていた。気づいたのは電車に乗ってからである。もはや取りに戻ることもかなわず、滂沱の涙を流しながら電車に揺られていたのだ。この本は、もうあきらめることにしよう。しくしく。

 で、困ったのが帰宅時である。電車の中で読む本がない。何か買おうと、とりあえず本屋に入る。さすがに、昼になくした本をここでもう一度買い直す気にはなれず、目に付いた西澤保彦の新刊を購入。
 ううむ、しかし『本の雑誌風雲録』はどうしよう。やっぱり、いつかは買い直すことになるんだろうなあ。


今日買った本:
『ナイフが町に降ってくる』(西澤保彦、祥伝社ノンノベル)



10月28日(水)

 今日も『妖怪ハンター・六福神』は入手できず。ううむ。ひょっとして、『電悩なをさん』2巻(←これも未入手)くらい発行部数が少ないのだろうか。集英社だから、そんなことはないと思うのだが。

 今日は一日中デスクワーク。特筆すべきことはなし。どうも最近、ルーチンワーク気味だなあ。

 金曜日は帰阪予定。



10月27日(火)

 ううむ、まいった。
 昨日の続きで『奇妙にこわい話』を読んでいたのだが、後半になってくるにつれて玉石混淆の石の方が増えてきたのだ。まあ、最優秀作・優秀作・佳作・選外佳作の順番に並んでいるので後になるほどレベルが下がるのは自明なのだが、これほどとはねえ。文章も下手だし、まったく怖くない。←だから素人の文章なんだってば。
 こうなると、よっぽど応募作品が少なかったんじゃないかと勘繰りたくなる。だけど、一冊の本にするために仕方なくレベルの低い作品も収録した、と。それほど阿刀田高の目が曇っているとは思いたくないしなあ。
 いかんいかん、つい愚痴になってしまう。

 本日も、例によって例のごとく営業担当者と同行して客先へ。今までは遠方の客先が多かったのだが、今日は品川で、めずらしく近所である。ううむしかし、こんな仕事を続けているとSEに成り下がってしまうかも。いや、成り上がってしまう、が正解だな。

 諸星大二郎の『妖怪ハンター・六福神』は、どこの本屋でも見つからず。しくしく。


今日買った本:
『本の雑誌風雲録』(目黒孝二、角川文庫)
『時刻表2万キロ』(宮脇俊三、角川文庫)



10月26日(月)

 通勤電車の中で、先日購入した『奇妙にこわい話』を読む。
 これは、読者から寄せられた話を阿刀田高が選んだ「怪談集」だ。しかし、どうもこれは、読むのに疲れる。
 なぜかというと。
 たとえば、『新耳袋』などは収集した怪談を選者が改めて語り直したもので文体も統一されているのだが、こちらは読者の書いた文章をそのまま載せているのだ。だから、文章も巧いものから下手なものまで様々だし、ものすごくこわい話もあればまったくこわくない話もある。玉石混淆である。
 『新耳袋』の方は安心して(というのも妙だが)こわがれるのだが、こちらは、ちゃんとこわがらせてくれるかどうか不安なのだ。怪談集としては、この企画はあまり成功しているとは言えないようだが……。
 ところで、応募作品は体験談だけでなく、創作でもかまわないようだ。ちょっと挑戦してみようか、などと不埒なことを考えてみたりして。

 そうそう、諸星大二郎の『妖怪ハンター・六福神』が発売されているはずだった。明日買うのを忘れないように、ここに書いておこう。


今日買った本:
『デビルマンレディー』6巻(永井豪、講談社)



10月25日(日)

 起きたのは昼前。
 横山ノックがゲストに出ている「アッコにおまかせ」などを見つつうだうだと。その後昼食のカツカレー大盛りを食べ、再びうだうだと。
 久しぶりにうだうだした一日であった。←いつもでは?というツッコミは却下。



10月24日(土)

 ここ数日、急に冷え込むようになった。
 そろそろ上着が必要かと、押入の中からジャンパーを引っぱり出す。何気なくポケットを探ると、中から五百円玉が出てきた。よしっ、儲けた! ……って、よく考えてみたらもともと自分の金じゃないか。ちっとも儲かっていないのだ。


今日買った本:
『ファースト・コンタクト』(金子隆一、文春新書)
『奇妙にこわい話』(阿刀田高編、光文社文庫)



10月23日(金)

 ふうう、疲れた。
 本日は移動+立ち仕事で一日が終わってしまった。立ち仕事と言ってもイヤらしい仕事じゃないぞ。だいたい、一日中立つかというと、あ、いやいや、とにかく疲れたのであった。
 まあ、いろいろな所に行けるのは面白いんだけど、もう少し身体的に楽な仕事の方がいいなあ。トシなんだからさあ。



10月22日(木)

 今日もはるばる千葉県の茂原にある某客先の工場へ。
 茂原というところ、いままで聞いたこともなかったのだが、地図で確認してみるとほとんど目の前が九十九里浜である。ううむ、遠い。どうしてこう、遠いところにある客先にばかり行かねばならないのだろう。しくしく。

 以前も書いたが、どこの客先へ行っても景気のいい話は聞こえてこない。ある客先など、二十万円以上の稟議書は社長決裁、などと言っていたし、また別のある客先など、親会社を守るために子会社をいくつかスケープゴートにして潰そうか、などという話をしている。またまた別のある客先など、今まで完全週休二日制だったのだが今月から月に二回は土曜が出勤日になるらしい。もちろん、給料は変わらず。それだけ営業に必死だということだが、労働組合は何をしておるのだ! ……と思ったら、組合のない会社だった。ううむ。
 しかし、こんなことをここに書いていいのだろうか? まあ、社名は出していないから大丈夫か。そういう内幕を私なんかにべらべらしゃべるのもどうかと思うが、愚痴をこぼしたくもなるのだろうなあ。



10月21日(水)

 そうそう、それは谷山浩子の「恋するニワトリ」だった。

 なんの話かと言えば、本日、某掲示板に(……って、私の所だから某も何もないのだが)「とさか、さかさか、逆立ちしても云々」という書き込みがあったのだ。谷山浩子の歌はほとんど聞かないのだがこの歌だけは鮮明におぼえている。「恋するニワトリ」の一節である。なぜこの歌だけおぼえているかというと、話は十数年前にさかのぼる。

 私が大学生のころの話だ。夕方テレビをつけると、聞き覚えのある歌声が耳に入ってきた。我らがアイドル、戸川純の声のようだ。しかし、画面を見ても戸川純の姿はなく、切り絵風のアニメーションが動いているだけだ。そして、声は戸川純風だが曲は戸川純風ではない。明るく癖のない曲だし、子供のコーラスまで入っている。何より、これはNHKだ。「みんなのうた」だ。たぶん、声が戸川純に似た別人だろう。
 そう思ったのだが、翌日念のために確認してみることにした。前日は途中からしか聞けなかったので、その日ははじめから聞いてみる。すると、画面には「歌:戸川純」とはっきり出ているではないか! 曲名は「ラジャ・マハラジャ」。インドの王様がお妃を探すという歌詞だ。しかしううむ、まさか戸川純が「みんなのうた」を歌うとは思わなかったぞ。
 というわけで、当時戸川純に心酔していた私はほとんど毎日「みんなのうた」を見続け、あまつさえ楽譜の載っている「テキストみんなのうた」を購入してギターで弾いたりしていたのだ。
「みんなのうた」は、五分番組で二曲が歌われる。この二曲の組み合わせは一ヶ月ほど続く。そして、戸川純の「ラジャ・マハラジャ」とカップリングされていたのが、谷山浩子の「恋するニワトリ」だった、というわけである。

 だが、この「ラジャ・マハラジャ」であるが、残念なことに戸川純のどのアルバムにも入っていない。他の曲と毛色が違いすぎるからだろうか。
 もちろん、「みんなのうた」のアルバムには入っているのだが、歌っているのは戸川純ではないのだ。しくしく。レコード会社が違うとか、そういう問題なのだろう。にもかかわらず、そのアルバムは買ってしまったのだが。
 結局、戸川純の「ラジャ・マハラジャ」を聞けたのは一ヶ月弱のみ。今や幻の曲になってしまった。録画しておかなかったのが悔やまれるが、やはり、青春の思い出は思い出のまま心にしまっておくのがよいだろう。←なーに言ってんだか。



10月20日(火)

 今日も今日とて営業担当者に同行して某客先へ。
 最近は、どこの会社へ行っても景気のいい話は聞こえてこないなあ。経費削減とか残業カットとか、そんな話ばっかり。まあ、これも仕事の方に限ったことで、私生活の方では「不況」だという実感は全然ないのだが。

 電車の吊り広告を眺めていると、「文春新書創刊」という文字が。新書のシリーズが創刊されるというのも珍しい。ちくま新書以来か? というわけで、さっそく本屋へ。創刊第一弾だけあって、かなり力の入ったラインナップだ。読みたいものはいろいろとあったのだが、財布と相談してとりあえず二冊のみ購入。←む。ひょっとして、このあたりが不況の実感か?


今日買った本:
『地下街の雨』(宮部みゆき、集英社文庫)
『「吾輩は猫である」の謎』(長山靖生、文春新書)
『皇位継承』(高橋紘&所功、文春新書)



10月19日(月)

 今日は一日中デスクワーク。ううむ、あまり書くことがないなあ。

 というわけで週刊少年ジャンプだが、『封神演義』がますます『銀河英雄伝説』化している。今週の話など、ほとんどイゼルローン要塞対ガイエスブルグ要塞のノリである。
 この『封神演義』も不思議な漫画で、原作に忠実にすればするほど人気が下がり、原作から離れて無茶をするほど人気が上がるのだ。最近は人気も安定してきたようで一安心である。この分なら、ちゃんとした最終回を迎えられるだろう。(念のために。週刊少年ジャンプでは、原則として人気のある漫画ほど前の方に掲載される。綴じ込み葉書による人気アンケートをほぼ忠実に踏襲しているのだ)



10月18日(日)

 竹の塚で、ようやくカレー専門店を発見。家から徒歩五分くらいのところだ。今まで駅前を中心に探していたのだが、このあたりは盲点だった。店の名前は「カレーハウスらくだ屋」。しかし、この看板を発見した途端、一瞬のためらいもなくドアを開けてしまうあたりが我ながら情けない。
 メニューを見て一口カツカレーを注文。スープとサラダが付いてくる。カレー屋としては高級店の部類に入るのか。カレーはルウが多めで、けっこう旨かった。欲を言えば、もう少し辛い方が好みだが。しかしこの一口カツ、一口では食えないほど大きいぞ! ……って、別に文句を言うことではないか。

 なんだか、オモテもウラも似たようなことを書いてるなあ。ううむ。


今日買った本:
『好色広告博覧会』(唐沢俊一、ぶんか社)
『霧が晴れた時』(小松左京、角川ホラー文庫)



10月16日(金)

 本日は新潟まで出張。

 上野から上越新幹線に乗り長岡まで。駅を降りてみるとビルが建ち並んでいた。長岡もけっこう都会じゃないの〜。……と思っていたら、駅前だけだった。ううむ、やっぱりなあ。←失礼。
 とりあえず、駅から数分の距離にある新潟営業所へ向かう。なぜ長岡にあるのに新潟営業所かというと、昔は新潟営業所と長岡営業所と両方あったのだが、新潟県では二つも営業所を持つほどの需要がない、ということで数年前に一つに統合されたのだ。←これも失礼か? でも、事実だからなあ。で、その際、ちょうど県の中央あたりにある長岡営業所を残し、名前だけは新潟営業所を引き継いだ、というわけ。この新潟営業所で営業担当者と待ち合わせてから某客先へ。
 この客先で発生していたトラブル(というか何というか)については、事前の情報では「何かが起きているんだけど何が起きているのかよくわからない」というほとんど小野不由美の『屍鬼』上巻のような状態だったわけだが(なんちゅうたとえだ)実際に行って話してみたら簡単なことだった。まあ、現象が簡単だ、ということで、決して対策が簡単なわけではないのだが、とりあえず話し合いの末対策案をいくつかとその優先順位を決定。円満に終了した。結局、客先にいたのは二時間ちょっとか。

 そして夕方、安心して帰途に着く。いつもこれくらい楽な出張だったらいいのだが、なかなかそうもいかないんだよね。



10月15日(木)

 今日も会社の宴会。ううっ、一週間に二回も宴会をするとは。金がもたんぞ、金が。
 で、今回使った飲み屋は最悪だった。店は大きく内装はきれいで見た目は非常にいいのだが、酒が出てくるのが遅い。遅すぎる。飲み放題のコースだったのだが、注文してから出てくるまで十五分はザラ、ひどいときには三十分以上かかる。飲まれ過ぎないように操作しているのではないか、と勘ぐりたくなるほどだ。思えば、乾杯の時にビールをジョッキで頼もうとしたら「最初はビンにしてくれ」と言われたときに、この店はどこかおかしい、と気づくべきだったなあ。
 もうこの店には二度と来ないぞ、と夜空に誓って帰宅。

 明日ははるばる新潟まで出張。……と思ったら、新幹線で二時間なのね。意外と近い。大阪にいる感覚で考えるから遠く感じるのか。



10月14日(水)

 今日は一日中デスクワーク。歩いたのは、昼食とトイレと煙草を吸いに行くときだけだ。運動不足になるなあ、というよりも、飽きてくるのだ。外回りをしたくなってくる。しかし、外回りをしているとデスクワークがしたくなってくるしなあ。つまりは飽きっぽいということか。
 ああしかし、デスクが狭いぞ。もう少し広いデスクをくれえ!←その前にデスクの上を片づけろって。


今日買った本:
『女囮捜査官3・触覚』(山田正紀、幻冬舎文庫)
『大猟奇』(唐沢俊一&ソルボンヌK子、幻冬舎文庫)
『夢幻外伝1・死者の宴』(高橋葉介、朝日ソノラマ)



10月13日(火)

 今日も今日とて、営業担当者に同行して某客先へ。大田区にある、町工場に毛が生えたくらいの小さなトコロだが、これが某業界では第二位のシェアを持つ会社だというからあなどれない。

 で、その会社の受付の奥にあるデスクには一人の女性が座っていた。ショートカットで、黒い服を着ている。わりと可愛い子だな、と思ったが、しげしげと眺めるわけにもいかずそのまま受付を通り過ぎて応接室へ。仕事の話は小一時間で終わり、応接室を出たところでさっきの女性とすれ違った。受付とは反対の方へ歩いていく。それを見送って受付の方へ向かったのだが、そこにはなんとさっきすれ違った女性が座っているではないか。
 私たちは応接室からまっすぐここまで来たはずだし、別のルートを通って先回りするヒマなどあるはずもない。す、するとこれはドッペルゲンガーか? ドッペルゲンガーを見た者は死ぬと言われているが、どうしよう? いや、あれは自分のドッペルゲンガーを見た場合だったっけ? ……などとおそれおののいていたのだが、あとで聞いてみたら実は双子だった。←ありがちなオチ。

 ……しかし、姉妹で同じ会社に就職するか? いやまあ、それはいいとしても、せめて髪型変えるくらいしろよ。あーびっくりした。



10月12日(月)

 今日は会社の宴会。月曜日から宴会をするのもどうかと思うが。
 ううむ、しかし、セーブして飲んでいたはずなのにけっこう酔っぱらったなあ。へろへろ。

 週刊少年ジャンプの『ぼくは少年探偵ダン』は、結局単なるギャグ漫画になってしまった。やっぱり、毎週アホバカミステリを描くのは難しかったか。でもまあ、『封神演義』がいよいよ原作と乖離して無茶な展開になってきたからいいか(←?) ほとんど『銀河英雄伝説』のノリだぞ、これは。

 今日もあちこちのページや掲示板を巡っていたら、「週間少年ジャンプ」という誤字があるわあるわ。一度気になり出したらそこに目がいってしまう、という理由もあるだろうが、今日だけで少なくとも五個は見たぞ。しかも「週刊少年ジャンプ」と正しく表記しているのは一つも見なかった。
 みんな! 週刊誌の場合は「週刊」だぞ! 「週間」を使うのは、「一週間、二週間」のときだけ、と覚えておくがよい。←何をエラそうに。



10月11日(日)

 というわけで、夕方の新幹線で再び東京へ戻ってきた。
 どうにもあわただしいというか、腰を落ち着けるヒマがないなあ。バグでも出ればもっと長く大阪に居れるのだが。ううむ、二、三ヶ仕込んでおくべきだったか。←やめれ。



10月10日(土)

 あああ、またも懲りずに都市伝説関連の書籍を五冊も買ってしまった。合計九千円強。


今日買った本:
『学校怪談』10巻(高橋葉介、秋田書店)
『悪魔のほくろ』(ロルフ・ヴィルヘルム・ブレードニヒ、白水社)
『ジャンボジェットのネズミ』(ロルフ・ヴィルヘルム・ブレードニヒ、白水社)
『ピアスの白い糸』(池田香代子・大島広志・高津美保子・常光徹・渡辺節子、白水社)
『魔女の伝説』(近藤雅樹・高津美保子・常光徹・三原幸久・渡辺節子、白水社)
『走るお婆さん』(池田香代子・大島広志・高津美保子・常光徹・渡辺節子、白水社)



10月9日(金)

 昨日は結局、新大阪行き新幹線の終電で帰阪。
 ほんとはもう少し早く帰る予定だったのだが、湘南の方の客先へ行ったら帰りの東海道線が人身事故で止まっていたりして結局終電になってしまったのだ。

 今朝は久しぶりにゆっくりできた。東京だと通勤時間が長いのでどうしても朝早く起きなければならないからなあ。やっぱり大阪がいいや。
 で、帰阪したときの恒例行事、『スパイシー』でカツカレー。


今日買った本:
『ユラニア最後の日』グインサーガ62巻(栗本薫、ハヤカワ文庫)



10月7日(水)

 というわけで、オモテを更新。

 東京で執筆していると困ることがある。こっちには必要最低限の荷物しか持ってきていないので、資料がないのだ。国語・漢和・英和・知恵蔵等の辞書辞典類、歴史年表、科学年表、怪獣怪人大百科、その他雑多な書籍類の数々、すべて大阪にある。資料を必要としないネタのときはいいのだが、今回のコロンブスのネタのようなときは困る。うろ覚えで書いてしまうと、よく間違えるからなあ。
 まあしかし、間違えたのかギャグで書いているのか判然としない、という話もある。

 明日は帰阪。……の予定。


今日買った本:
『新耳袋』第三夜(木原浩勝&中山市朗、メディアファクトリー)
『たかがカレーというなカレー』(究極グルメ軒編、小学館文庫)



10月6日(火)

 はるばる深谷まで行って来た。
 まあ、深谷ってのがどこにあるのかよくわかっていないのだが、どうやら埼玉県らしい。営業担当者と三人で某客先の深谷工場まで出向き、その客先の担当者と技術的な問題点についていろいろと密談。ううむ、なんか最近この手の仕事が増えてきたなあ。
 ひょっとして、↑上の読んだぞボタンをよく押してくれる某日記書きに出会うかと思ってきょろきょろしていたのだが、残念ながら見あたらず。深谷工場まで出張って来ることはないのかなあ。どんなツラして仕事しているのか見たかったのに!

 かっぱえびせんのCM、どこかで聞いたことのある声だと思っていたら、夢路いとし・喜味こいし師匠じゃないの!



10月5日(月)

 保険、ってのは、結局ギャンブルだよな。
 宝くじ・競馬・競輪などのギャンブルは「幸運」の方に賭けるのに対し、生命保険や火災保険は「不運」の方に賭ける。賭けた目が出れば金が入るのはどちらも同じ。そこで、地道に賭けて小金を狙うか、一発大穴を狙うかは人それぞれだろう。
 でも結局、所詮はギャンブル。必ず胴元が儲かるようになっているのだ。……イカサマでもしない限りは、ね。

 などということを考えつつ、昼食のカレーを食っていた。



10月4日(日)

 午後11時28分、『屍鬼』読了。



10月2日(金)

 ううむ、まずい。
 いや、別にまずくはないのだが、先日購入した小野不由美の『屍鬼』を昨夜から読み始めてしまったのだ。そしてこれが、やめられないとまらない。
 ハードカバーの上下巻、原稿用紙にして三千枚の長編である。当然一晩で読み終わるはずもなく90ページほど進んだところで就寝。今朝になっても続きが気になり、結局鞄に入れて家を出た。ううっ、鞄が重い。
 さすがに電車の中で立ったまま読むのは困難だが、席が空くとさっそく座り込んで鞄から引っぱり出す。さらに帰宅してからも読み続け、現在218ページ。
 さて、今夜は早めにネットへの接続を切って、この本に没頭するか。



10月1日(木)

 ……では遅すぎる。←意味なし。

 またも雨。
 今日は車で、埼玉の北の方にある某所まで行って来た。視界の効かない関越道なるものを走っていったのだが、ああっ、この車、禁煙車じゃないの。しくしく。と助手席で涙を流すこと一時間弱、ようやく到着。昼食をはさんで合計六時間ほどのミーティング、しかも会議室は禁煙だ。しくしく。←だから泣くなって。
 ま、おかげで今日はだいぶ節煙できたようである。

 ううむしかし、唐沢なをきの『電悩なをさん』2巻が発売されているはずなのだが、どこの本屋に行っても見あたらない。よっぽど発行部数が少ないのだろうか。1巻も、手に入れるのにだいぶ苦労したからなあ。


今日買った本:
『七夕の国』3巻(岩明均、小学館)
『西遊妖猿伝』4巻(諸星大二郎、潮出版社)





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