裏ぽた・98年11月


11月30日(月)

 そして休日が終わり、再び月曜日がやってくる。この憂鬱な気分を少しでも癒してくれるのは、月曜日に発売される『週刊少年ジャンプ』だけだ。って、それも情けないぞ。あっ、また『HUNTER×HUNTER』が落ちてる。

 というわけで、昼食にカツカレー食った後(←またかよ)東京へ移動。この時間の新幹線は空いてるなあ。


今日買った本:
『科学鑑定』(石山いく夫、文春新書) ←「いく」は「日」の下に「立」



11月29日(日)

 昨日買ってきたビデオソフト『イレイザーヘッド』を見ようとしたが、再生しても何も映らない。しばらくすると停止してしまう。どうしたんだ? と思って他のテープで試してみても同じ症状である。巻き戻しはできるのだが再生と早送りができない状態だ。ううむ、そういえば、もう半年以上このデッキでは再生していないような気がするぞ。
 で、原因を調査しようとカバーをはずし内部をチェック。テープを入れたり出したりして動作を見てみると、どうやらモーター側のギアが再生側のギアとかみ合っていないようだ。このモーター側のギアは左右に移動し、左に行ったときは巻き戻し側のギア、右に行ったときは再生側のギアとかみ合うようになっている。左へは移動するのだが右へ行かなくなっているのだ。なぜそうなるのかというと……ううむ、これ以上は素人の手には負えない。

 というわけで、もうかなり古い機種だし、いい機会かと思って新たなデッキを購入。ま、もうすぐボーナスだからいいか。



11月27日(金)

 本日は営業担当者に同行して、蒲田にある某客先へ。
 JR蒲田駅の、電車が発車するときの音楽は「蒲田行進曲」なんだよなあ。最初聞いたときは、「お、なかなかシャレたことをするな」と思ったのだが、数回聞くと飽きてくるぞ、これ。毎日この駅を使っている人はどう思っているのだろうか?

 この某客先での密談は早々に終え、新幹線に乗り大阪へ帰ってきた。こちらは雨。

 諸星大二郎の「妖怪ハンター」シリーズの新刊は、12月11日発売になった、という噂である。


今日買った本:
『消えた言葉』(橋本治、アルク新書) ←内容は興味深いのだが、ちょいと誤植が多いな。
『日本語の現在』(陣内正敬、アルク新書)



11月26日(木)

 そういつも「てんや」ばかり行っているわけにもいくまい、ということで、北千住にて新たな店を探索中。
 今日は「北千住LUMINE」のレストラン街のラーメン屋でラーメンチャーハンセットなど食す。このレストラン街、なんとなく高級そうな先入観があって今まで敬遠してきたのだけど、実際に来てみたらそうでもなかった。今度は他の店にも行ってみよう。お好み焼き屋もあったな。

 明日は帰阪。週末は久しぶりに自炊ができるぞ。……って、別にそんなに料理するのが好きってわけではないのだが、しばらく自炊してないと禁断症状が出るのだ。ああっ、早く、包丁を思う存分振り回したい!



11月25日(水)

 午前中はデスクワーク、午後はずっと会議。退屈な会議で、ときどき意識を失いかけつつもなんとか終了まで耐える。

 で、定時後は早々に退散。今日も今日とて、「てんや」でえびあなご丼を食べてしまう。あああ、ホントはカレー教徒のはずなのに……帰宅ルートに適当なカレー屋がないからなあ。吉野家はあるんだけど。しくしく。

 諸星大二郎の新刊、相変わらず妖怪ハンターシリーズはどこの本屋でも見つからない。ひょっとしてガセだったのか? と思ったら、『西遊妖猿伝』5巻の方が先に出ていた。さっそく購入。実を言うと、双葉社のアクションコミックス版の方は全巻持っているのだが、潮出版社版ではかなり加筆がされているという話だ。だったら、これは揃えねば、ということで買っている。読んでみると、確かにあちこち変更されているようだ。たとえば、孫悟空の持つ金箍棒だが、アクションコミックス版では「単なる棒」に近い扱いだったのだが、潮出版社版では「伝説の武器」的な扱いになっている……ような気がするのだが……ううむ、実はアクションコミックス版は大阪の家に置いてあるのでよくわからないのだ。今週末に帰阪するので確認してみよう。


今日買った本:
『西遊妖猿伝』5巻・大鬧天宮之巻(諸星大二郎、潮出版社)



11月24日(火)

 そろそろ寒くて、朝起きるのがつらくなってきた。ベッドの中でしばらくうだうだしてから、ようやく起きる。

 今日も今日とて、はるばる横浜は金沢まで。三回目だが、とりあえずはこれで終了、というところか。

 ところで最近、天丼の「てんや」によく行くのだが……ここで天丼教などを設立すると、話がさらにややこしくなるのでやめておこう。


今日買った本:
『洗脳体験』(二澤雅喜&島田裕巳、宝島社文庫)



11月23日(月)

 昼前に起きて、神田古書店街へ。特に何を買うという目的があったわけではなく、単にうろついてみようと思っただけだが、ううむ、なぜか休みの店が多いな。祝日だからか月曜日だからか。
 で、某古書店で見つけた手塚治虫の『三つ目がとおる』愛蔵版全6巻を衝動買いしてしまう。

 思えば、この『三つ目がとおる』は、けっこう後生の漫画に影響を与えているのかもしれない。超古代に独自の文明を築いていた三つ目族、という設定はそのまま『3×3 EYES』だし、主人公が無邪気な子供と邪悪な魔王の二重人格という設定は『BASTARD! 』だ。あっ、そういえば、唯一主人公に言うことを聞かせることができる女性(和登さんとヨーコ)の一人称が「ボク」だっていうところも共通しているな。

 というわけで、帰宅してからはずっと『三つ目がとおる』を読んでいた。



11月22日(日)

 ベッドに横向きに寝ていたら悪夢を見た。
 体の左側を下にして寝ていたのだが、その背中を誰かが押しているのだ。ベッドから落ちそうになり、必死にこらえるのだが、押す力はどんどん強くなってくる。
 なぜか、夢だということはわかっていた。で、その夢を見ながら「おっ、これはネタになるのでは?」などと考えていたのだ。しかし、ベッドから落ちて目が覚めたとか隣りに寝ている妙齢の女性が背中を押していたとかいうオチもなく、あっさりと目が覚めた。ううむ、ネタにならん。

 今週号の週刊少年ジャンプ。
『るろうに剣心』。ふと思ったのだけど、落人群にいるオイボレって、ひょっとして巴と縁の父親では?
『ONE PIECE』。トビラ連載のバギー一味は、本編に再登場するんだろうな?
『封神演義』。カピバラって、そういえば長崎バイオパークで見たなあ。ちょうど一年前の話か。
『ぼくは少年探偵ダン』。な、なんだかだんだんシリアスになってきたぞ。この分だと、そのうち世界探偵トーナメントが始まったりして。って、そんなわけないか。

『蝦夷地別件』下巻、読了。


今日買った本:
『日本の経済格差』(橘木俊詔、岩波新書)
『火星人刑事』1巻(安永航一郎、集英社)



11月20日(金)

 やっと金曜日。今週はずいぶんと長く感じたなあ。外出が多かったせいだろうか。
 というわけで、今日も今日とてはるばる二宮まで。二宮ってどこかというと、茅ヶ崎と小田原の間である。ううむ、ホントに遠い。ここに朝十時に入れっていうんだからムチャだよなあ。ぶつぶつ。
 そして、昼過ぎには会社に戻る。なんだか疲れたので、ネットをうろうろしつつだらだらと報告書の作成など。定時になったら速攻帰宅した。

『蝦夷地別件』中巻、読了。



11月19日(木)

 北千住で捕り物を見た。
 会社からの帰り、北千住駅で降りて東口前の商店街をぶらぶらと歩いていたのだが、ふと前を見ると何やら人だかりがしている。お、なんだなんだと生来の野次馬根性を発揮して近づいていくと、止まっているパトカーが一台。その前で、髭面の小柄な男が数人の制服警官に押さえられて道に横たわっている。
 男は、甲高い声で「壊れる、壊れる」とか「電池を抜くな」とかわけのわからないことを叫んでいる。やがて、警官の一人が拘束衣のようなものを持ち出すと、男はそれにくるまれてパトカーの中に押し込まれた。どうやら捕り物はこれで終わりらしい。しばらくして、パトカーは走り去っていった。
 しかし、あの男、いったい何で捕まったのだろう?

 ううむ、宮脇俊三がミステリを書いていたとは。しかも、泉鏡花賞受賞ってのは、けっこうすごいんじゃないの?
 というわけで、買ってしまった『殺意の風景』。『蝦夷地別件』が片づいたら読もう。


今日買った本:
『殺意の風景』(宮脇俊三、新潮文庫)
『終着駅は始発駅』(宮脇俊三、新潮文庫)



11月18日(水)

 今日の遠征は可もなく不可もなく、といったところか。なんだか京浜東北線が遅れていたようだけど、特に影響なし。

 しかし、移動時間が長くて疲れたなあ。なにしろ竹の塚から片道二時間近くかかるから。
 というわけで、今日は寝る。グウ……。



11月17日(火)

 しょっくのぱー。
 ……というギャグの元ネタは『がんばれ!ロボコン』だったな、そういえば。

 思い起こせば昨日のこと、隣の課の同僚が「私の代わりに某客先へ行ってくれ」と頼んできたのだ。なんでも、どこかでクレームが発生して急遽別の客先へ行かなければならなくなり、その某客先へ行けなくなった、ということである。さいわい、その某客先での話というのはそれほどややこしくもなさそうなので、私がいきなり行ってもなんとかなるだろう、と引き受けることにした。今日は特に予定も入ってなかったし。
 で、今日は朝一番でその某客先へ出向いたのだが、なんとその担当者が不在。今朝突如クレームが発生して現場へ飛んでいったという。私に連絡を取ろうとしたらしいのだが、ちょうど地下鉄に乗っていた時間のようで携帯電話に繋がらなかったのだろう。
 というわけで、しばらく世間話をしただけですごすごと引き返してきたわけだが、ううむ、なんだか最近私の周りで妙にクレームが多発しているような気がするぞ。明日も、例の金沢区の某客先へ行く予定なのだが、大丈夫だろうな?

 おかげで、というわけでもないが、『蝦夷地別件』上巻読了。


今日買った本:
『夜の劇場』夢幻外伝2(高橋葉介、朝日ソノラマ)



11月16日(月)

 月曜日の朝は、マクドで朝飯を食いつつ週刊少年ジャンプを読むのがこのところの習慣となっている。東京にいるときはずっとこのパターンだ。
 大阪にいるときは、ジャンプは電車の中で読む。といっても、電車に乗っている時間は十分ちょっとなので全部は読み切れないのだが。東京では、電車に乗っている時間は長いのだがジャンプを広げる余地がないほど満員なんだよなあ。まったく、なんて非人間的な通勤環境なんだ。しくしく。

 というわけで、特筆すべき出来事がなかった日はジャンプの感想でお茶を濁すのだ。
 巻頭の『世紀末リーダー伝たけし!』。しばらく見ないうちに、なぜか格闘漫画になっている。連載開始時はたしかギャグ漫画だったよなあ。ううむ、これは、『キン肉マン』『魁!男塾』あたりと同じパターンか。『THE MOMOTAROH』もそうだったっけ?
 あっ、また『HUNTER×HUNTER』が落ちてる。これで連載開始以来四回目くらいか。冨樫義博も、まだ完全じゃないなあ。
 予想どおり『Base Boys』が連載終了。新連載が三本始まるので、あと二本は終了する作品があるはずだ。掲載順からいえば、『WILD HALF』と『ジョジョの奇妙な冒険』か。確かに『WILD HALF』は大詰めっぽい展開だが、『ジョジョ』はまだ終わりそうにないぞ。展開からいけば、掲載順で『ジョジョ』の直前の『BOY』がヤバそうだな。ま、とりあえず『るろうに剣心』『封神演義』『ONE PIECE』の三本が載っている限りはジャンプを買い続けるぞ、ということで。
 しかし、こうしてみると意外と横文字のタイトルが多いな。



11月15日(日)

 今日は読書日記。金土日で読んだ本。

 金曜日に購入した『天空の蜂』(東野圭吾、講談社文庫)は一気に読了。やはり、東野圭吾は巧い。
 ミステリというよりもサスペンスに属する作品で、原発の上空に爆弾を搭載したリモコン操縦のヘリコプターを滞空させ墜落させるぞと政府を脅迫するテロリストの話である。ストーリーテリングは名人芸だし、ヘリコプターや原発についての専門知識も過不足なく盛り込まれ、一気に読ませる筆力はさすが。本格ミステリもいいけど、この傾向の作品もいいなあ。
 しかし、こういう作品を読むと、ついついテロリストの側を応援してしまうのはなぜだ?

 その余勢を駆って、ずっと積ん読状態だった『蝦夷地別件』(船戸与一、新潮文庫)に突入。まだ上巻の半分程度だが、これも期待できそうだ。
 取っつきにくい話かと思ったら、そうでもない。工藤平助・林子平・最上徳内・松平定信・田沼意次といった、(私にとっては)馴染みの人物が(名前だけだが)登場するので、背景が理解しやすいのだ。ただ一つ難点を言えば、三人称の地の文で「雨が降ってるわけじゃない」「波の動きでも見てるようだった」というような表現が出てくるところか。私の感覚では、やはりここは「雨が降っているわけではない」「波の動きでも見ているようだった」だよなあ。
 ううむしかし、アイヌ人の名前というのは憶えにくいぞ。

 で、『蝦夷地別件』を一時凍結して本日一気に読んだのが『暦と数の話』(スティーヴン・ジェイ・グールド、早川書房)である。
「21世紀の開始は2000年か2001年か?」をテーマに、キリスト教・暦法・天文学等を切り口に述べたエッセイなのだが、さすがはグールド、というべき絶妙の語り口だ。特に最後の一行、これは感動するなあ。ま、ちょっと「反則」という気もするが、感動してしまったのは事実。
 かといってそこの人(←誰だよ)、最後の一行だけ立ち読みしよう、などという不埒な考えを持ってはいけない。最初から読み通さなければ、これは感動できないのだから。


今日買った本:
『暦と数の話』(スティーヴン・ジェイ・グールド、早川書房)



11月12日(木)

 ……はっ、しまった。今日の話はオモテに書いてしまったのでウラに書くことがないぞ。

 常磐線の日暮里と北千住の間には三河島と南千住という二つの駅があるが、この二つの駅、快速電車は停車するのに普通電車は通過するのが謎である。最初は見事にダマされたからなあ。ああっ、やっぱり東京は怖いところだわ。しくしく。


今日買った本:
『天空の蜂』(東野圭吾、講談社文庫)



11月11日(水)

 今日は秘密任務のためはるばる金沢まで。某客先で秘密打ち合わせなどしたあと、秘密工場などを見学。なかなか面白かったが、なにしろ秘密なのでここには書けないのだ。
 しかし、移動時間が長くて疲れたなあ。

 ところで、今日は11月11日、電池の日である。なぜかというと、漢字で書くと十一月十一日、プラスマイナス・プラスマイナスとなるからだ。
 これは先日、某電池メーカーに行ったときに、貼ってあったポスターに書いてあったこと。ううむ。



11月10日(火)

 ああ眠い。……って、最近こればっかり書いているような気が。

 しかしまあ、東京の生活というのは疲れる。特に通勤が。なにしろ、大阪にいるときと比べると、通勤時間で二倍、電車の混雑度は十倍、というすさまじさだ。計算すると二十倍疲れることになるのだ。眠さの原因はこれだろう。

 というわけで、明日ははるばる金沢まで。といっても石川県の金沢ではない。横浜にも金沢というところがある。らしい。のだ。そこへ十一時入り、ということなのだが、自主的に直行ということにしてしまった。朝はゆっくりできるぞ、ふふふ。……って、いいのか? いいのだ。



11月9日(月)

 引き続きバイオリズム低下中。
 ……というか、昨日は夜まで寝たり起きたりしていたせいで、零時を過ぎてから妙に目が覚めてしまい眠れなくなったのだ。おかげで今朝はやたらと眠かった。まあ、今日はずっとデスクワークで特に外出する予定もなかったからなんとかしのいだが。

 で、月曜日といえば『週刊少年ジャンプ』なのだが、せっかく『封神演義』の話を書こうと思っても、JIS第二水準にさえ入っていない漢字がふんだんに出てくるので困る……という話ではなくて、ふと気づいたのだが、ここしばらく『バスタード!』を見ていないような気がする。確か月一回という変則的な連載だったはずだが、前回載ったのはもう数ヶ月前ではなかったか? 萩原一至ももうダメなのかねえ。
 まあ、『バスタード!』も最初の頃(単行本で8巻くらいまで)は面白かったのだが、それ以降はあまり好きになれないからいいのだが。絵柄も趣味じゃなくなってきたし。


今日買った本:
『全線開通版・線路のない時刻表』(宮脇俊三、講談社文庫) ←はっ、また宮脇俊三を買ってしまった。



11月8日(日)

 ううう、完全に宿酔いである。
 今日は一日中ダウンしていた。夜になっても、まだ調子が戻らない。
 寝よう。



11月7日(土)

 のほほほほほほ。東京雑文オフは無事終了。
 詳細は他の人のオフミ報告を参照のこと。←おい。



11月6日(金)

 ううむ、まだちょっと咳が出るなあ。特に煙草を吸った後。←なら吸うなって。

 冨樫義博の『幽遊白書』だが、今日本屋を何軒か回って探してみた。ジャンプコミックスの、新書版の単行本はけっこう並んでいる。しかし、確かこれ、愛蔵版というのか、A5版の単行本も出ていなかったっけ? 文庫にはなっていないようだけど。どのサイズで揃えるのが一番コストパフォーマンスがいいのか、悩むところだ。
 実を言うと、最近は同じような悩みが多い。ちょっと昔の漫画を揃えようとすると出てくる悩みだ。少年漫画の場合、まずはじめは新書版の単行本になる。そして、今から十年近くも前だろうか、愛蔵版がブームになって過去の名作が軒並みA5版の単行本になったことがあった。さらにここ数年は漫画文庫ブームで、どんどん文庫化されているのだ。新書版と愛蔵版と文庫版、それぞれ値段も違うがページ数も違い全何巻かも違うので、どれで揃えるのが一番「安い」のか、すぐには計算できないのだ。しくしく。
『カムイ伝』も揃えたいんだけどな。

 明日は待望の東京雑文オフ。



11月5日(木)

 体調はなんとか復活の兆し。まだちょっと咳が出るけど。ごほごほ。
 というわけで、今日はおとなしくデスクワークに専念。定時になったら速攻帰りで、久々にオモテを執筆してみたり、漫画を読み耽ってみたり。
 ううむ、しかし、冨樫義博の『HUNTER×HUNTER』は、下手なミステリ漫画よりよっぽど頭使う。冨樫義博には一度、本格ミステリを描いてもらいたいものだ。……って、『幽遊白書』の初期はそうだったっけ? 「霊界探偵」だったような気がするけど。『幽遊白書』をちゃんと読み出したのは、天下一武道会モードに入ってからだからなあ。←とか書いているうちに読みたくなってきたぞ。


今日買った本:
『るろうに剣心』23巻(和月伸宏、集英社)
『封神演義』12巻(藤崎竜、集英社)
『HUNTER×HUNTER』3巻(冨樫義博、集英社)



11月4日(水)

 本日も体調最悪。
 で、こういうときに限って平塚への出張が入り、出張先で酒に付き合わされたりして帰宅が零時を過ぎるわけだ。ぶつぶつ。

 寝るぞ。



11月3日(火)

 一昨日の夕方、いったん体調が回復しかけたのだが、昨日はまた悪化していた。ううむ、せっかくの四連休だというのに、結局家でゴロゴロしていただけか。まあ、おかげでたまっていた未読本はだいぶ片づいたけど。

 で、今日は再び東京へ移動。ああしかし、まだ体調は完全じゃないぞ。寝よう。グウ……。



11月1日(日)

 昼前に起床したが、まだ微熱が続いているようだ。昼飯を食いに外出し、ふらっと本屋に入る。
 新書のコーナーをうろうろしていると、新刊が一冊目につく。この著者の本は何冊か読んだけど、けっこう面白かったんだよなあ、と思って購入。飯屋でさっそく読み始めたのだが、どうにも違和感を感じてならない。こんな文体の人だったかなあ。もっと簡潔明瞭でわかりやすく面白かったはずだが。
 で、書店のカバーをはずして表紙を見ると、なんと著者の名前は飯田史彦だった。てっきり飯田経夫だと思って購入してしまったのだ。いかにも飯田経夫が書きそうなタイトルの本だったとはいえ、こうも見事に間違えるとはねえ。しくしくしく。これも風邪のせいだな。風邪のせいということにしておこう。

 夕方になって、ようやく体調回復。


今日買った本:
『日本的経営の論点』(飯田史彦、PHP新書)





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