裏ぽた・99年10月


10月31日(日) だらだら

 そして今日の朝食兼昼食もカレーなのだった。さすがに飽きてきたころに、ちょうど食べ尽くした。

 煙草を買いに行くついでに本屋に寄る。そういえば安永航一郎の本、『頑丈人間スパルタカス』だけは持っていなかったなあ、と思って探してみたが見当たらず。まあ、気長に探そう。
 帰宅してからは掃除と洗濯、そして読書などしつつだらだらと過ごす。いつもの怠惰な休日である。

 そういえば、そろそろ散髪に行かないと。もうすぐ健康診断もあることだし、少しでも体重を軽く……。



10月30日(土) 夢

 十時過ぎ、朝日新聞の集金のおばさんに起こされる。ううむ、寝過ぎかも。

 朝食兼昼食のカレーを食べてから外出、阪急に一駅だけ乗って高槻へ。駅前の金券ショップを物色すると、新大阪〜東京の新幹線指定席ビジネス回数券が12060円である。梅田まで出れば11000円代の店もあるのだが、電車賃のことを考えるとここで買うのが得策だろう。
 そもそも今年の夏ごろまでは、会社内のコンビニでビジネス回数券が買えていたのだ。会社では12140円だったが、買いに行く手間がいらないのでずっと会社で買っていたのだ。ところが、この「旅行代理店業」は採算が取れないなどといって撤退してしまった。今では、チケットを入手しようとすれば申込書を書いて総務に提出しなければならない。おまけに、出張命令書がないと購入できないからプライベートでの利用ができないのだ。困ったものである。

 まあそれはともかく、チケットを買って帰宅。夕方、ちょっと昼寝をしていたら妙な夢を見た。顔がかゆくて爪で引っ掻いていたら、皮がはがれてきたのだ。指でつまんで引っ張ると、べりべりとどんどんはがれていって皮下組織が丸見え。こりゃまずい、と思って急いで絆創膏を探し、皮を元の位置に戻して絆創膏で固定した。で、そのまま食事をするとやたらにゴワゴワして食べにくいのである。ううむ、困ったなあ。これ、治るのにどれくらいかかるんだろう? と思ったところで目が覚めた。すぐに鏡で顔を確認したことは言うまでもない。

 そして夕食もカレー。まだちょっと残ってるから、明日もカレーかなあ。



10月29日(金) カレー

 そういうわけで今日は休みである。
 十時過ぎに起きて車でダイエーへ。パリーグ優勝の翌日ほどではないにしろ、やはり混雑している。本屋で新刊を物色した後、酒食材その他を購入。久しぶりにカレーでも作ろうかと思い、ジャガイモニンジンタマネギ牛肉も買ってきた。
 そして夕方からはカレー作成。今回はジャワカレー中辛+αである。うん、うまくできた。

 というわけで、明日もカレーだ。


今日買った本:
『邪眼鳥』(筒井康隆、新潮文庫)
『諸怪志異(三) 鬼市』(諸星大二郎、双葉社)



10月28日(木) 日本一

 今日はちょっと暖かい。が、こういう中途半端な陽気だとちょっと困るのだ。上着を着れば暑いし、脱げば寒いし。

 などと言いながら今日は一日中デスクワーク。外乱も入らず平穏な一日……と思っていたら、工場から電話がかかってきた。某商品の動作について、どうも腑に落ちない点があるというのだ。
 実際にプログラムのソースを見て確認してみると、確かにそのとおりの動作をするようだ。ううむ。しかしこれは微妙だなあ。この動作で筋が通っているような気もするし、やっぱりおかしな動作のような気もするし。バグというわけではなくて、その条件でどんな動作をさせるのが「正しい」のか誰も考えてなかったのだ。で、考えずにプログラムを組み、結果的に今のような動作になってしまった、というわけ。
 まあ、修正するかこのままでいくかは、上の判断に委ねよう。

 日本シリーズはダイエーの勝利で日本一が決定。ずいぶんあっさりと決まってしまったなあ。もう少しハラハラさせてくれてもよかったのに。
 というわけで、明日は日本一決定記念セールだ。残念ながら金曜日だけど……って、はっ、なぜ私は明日有給休暇を取っているのだ? い、いや、休暇の申請は先週すでに提出していたのであって、決して狙っていたわけではないぞ。びくびく。



10月27日(水) 停電

 今日は一日中雨。そして後輩Aも復活した。久しぶりの出勤だったので、たまった書類やメールの処理に忙殺されていたようである。

 昼前、喫煙室で煙草を吸っていると、天井の空気清浄機がなにやら妙な音を立て始めた。普段はファンのまわるぶぅんという小さな音が聞こえているのだが、その音が低くなったり高くなったりしているのだ。まるで、ファンの回転数が変動しているように。
 あたりを見まわすと、照明も同じ周期で暗くなったり明るくなったりしている。こりゃヤバいぞ、と思ったとたんにすべての照明が消えた。停電である。たちまち、あちこちから叫び声が聞こえる。「うわあっ!」「ぎゃあっ!」「やられた……」「ううっ、セーブしてなかったのに!」「ちくしょう、ゲイツの野郎!」だから停電はゲイツのせいじゃないってば。
 自家発電が起動したのか、二、三分で電気は復活した。しかし、最近なんだか停電が多いような気がするぞ。天気は悪いとはいえ、別に雷が鳴っていたわけでもないのになあ。

 で、帰宅してニュースを見ると、どうやら京都市を中心にかなり広範囲に渡って停電が発生していたらしい。高浜原発が止まった、という話を聞いてどきっとしたのだが、これは原因ではなく結果のようだ。京都市西京区の変電所でトラブルがあり送電ができなくなった、発電した電気の送り先がなくなったので原発が自動停止した、ということだ。

 日本シリーズはダイエーが三勝して王手。ううむ、ダイエーが勝つのはいいんだけど、中日ももうちょっとがんばってくれないと張り合いがないなあ。



10月26日(火) 上着

 朝起きると、なんだか熱があるような気が。
 まあ普段から平熱は高いのだが、今日はそれ以上に高そうである。ううむ、風邪かなあ。
 思えば昨日までは、上着なしで外を歩いていたのだ。ちょっと寒いかな、という程度だったので着ていなかったのだが、そろそろ必要だろうか。
 と思って去年の「裏ぽた」を読み返してみると、急に寒くなったのでジャンパーを出してポケットから五百円玉を発見したなどという話が書いてある。やはりそろそろ上着を出すころのようだ。おまけに数日後には風邪をひいたということが書いてあるぞ。いかんいかん、ちゃんと暖かくして眠らねば。

 というわけで、とりあえず押し入れからジャンパーその他の上着を引っぱり出す。もしやと思ってポケットを探ったが、今年は五百円玉は入っていなかった。残念。



10月25日(月) 満月

 なんだか今日もやけに静かだなあ、と思ったら、後輩Aがいないではないか。今日から出勤するという話だったのだが。どうやら、「明日まで休む」という連絡があったようだ。
 ううむしかし、長引いているのだろうか。先週見舞いに行ったときはそれほど具合悪そうでもなかったのになあ。
 と思っていると、あちこちで何やらささやきが。
「A、今日からとちゃうかったん?」
「まだ来てませんねえ」
「治ってへんのかなあ」
「いやあ、Aさんのことだから、こりゃいい機会だと思ってサボってるんじゃないですか?」
「それは十分あり得るなあ」
 ああ、かわいそうな後輩A。

 しかし、私の仕事の方はけっこうはかどったのであった。
 帰り道、空には大きな満月が出ていた。少しオレンジがかったような色でドキッとする。阪神大震災の前夜にも、血のように赤い満月が出ていたからなあ。まあ、あのときほど赤くはないので大丈夫だろう。

 そして今日は「オモテ」を更新。



10月24日(日) 誕生日

 そう、今日は誕生日だったのだ。37才になりました。

 昼前に起きて、Macの電源を入れるといきなり「Happy Birthday」と表示されたので驚いた。MacOSからのメッセージである。なるほど、こういう機能が付いていたのか。
 しかし確か、去年の今ごろもこのMacを使っていたはずである。その割にはこのメッセージは初めて見るような気がするなあ。去年の誕生日はどうだったかと思って「裏ぽた」を読み返してみたが、何も書いていない。それどころか、誕生日だということさえ書いていないじゃないか。ううむ、普段は起動画面など注意して見ていないから、見逃したのだろう。

 それにしても、こういうメッセージを表示してくれるとは、さすがはMacである。これがWindowsなら、せいぜい「ハッピーバースデー」とかいうウイルスが発動してハードディスクが初期化される程度だろう。びくびく。
 しかし、誕生日の設定なんか、どこかでしたっけなあ? と思ってコントロールパネルの中を探してみたのだが、どうもそれらしい項目が見当たらない。これはどういうことだ。なぜこのMacは私の誕生日を知っているのだ? びくびく。



10月23日(土) 日本シリーズ

 午前十時に起床。
 例によって例のごとく車でダイエーへ。店内のあちこちにポスターが貼られているが、そうか今日から日本シリーズか。どうやらダイエーが一勝するたびに福袋が出るらしい。二勝三勝と内容が豪華になっていき、シリーズ制覇のあかつきには、それはもうめくるめくような福袋が……いや、たぶん。そういうわけで今年の日本シリーズはダイエーを応援することにしよう。あぶさんと岩鬼正美と犬飼小次郎もいることだし。
 野球に限った話ではないが、スポーツを見るときはどちらを応援するのかきっちりと決めた方が面白い。たとえにわかファンでもいい、どっちか一方を応援するから一喜一憂して楽しめるのだ。中立の立場で観戦しても面白くないよなあ。

 というわけでダイエーを応援しつつ日本シリーズを見ていたのだった。おおっ、えらいぞ工藤。



10月22日(金) バグ

 例によってデスクで仕事をしていると、近くのミーティング机で数人が話を始めた。聞くとはなしに聞いていると、どうやら昔私がちょっと開発にかかわった商品の話のようだ。「バグ」だとか「修正」だとか、不穏な単語も飛び交っている。
 なんだか気になったので、さりげなく近くを通るフリをして観察したら、後輩Hに見つかってしまった。って、そりゃ見つかるわな。
「あ、うえださん、ちょうどいいところへ。あとで相談に行こうと思ってたんですよ」
「いや、私は、縁もゆかりもない単なる通りすがりの者ですから……」
 と言って逃げようとしたのだが逃げ切れず、結局そのままミーティングに引っ張り込まれてしまった。

 話を聞くと、やはりその商品で新たにバグが発見されたようである。まあ大したバグではないのだが、見ちまった以上あと戻りはできないぜ、とっつぁん。じゃなくて、見つかった以上は直さねばならない。その修正作業を後輩Hが担当することになった。で、作業内容とか修正箇所とかを私に相談しようと思っていたということだ。
 そんなこんなで二時間ほどミーティングに参加し、修正スケジュール等を明確にした。幸い、私はチェックをすればいいだけで、実作業はすべて後輩Hがおこなうということになったので許そう。
 いや、許さんとか言ってもどうしようもないのだが。

 そして今日は定時早々に帰宅。めっきり日が短くなって、この時間でも真っ暗である。


今日買った本:
『デビルマンレディー』10巻(永井豪、講談社)



10月21日(木) バリウム

 今日も引き続き後輩Aのいない平穏な日。どうやら来週月曜日には復活するらしいから、この静けさもあと一日か。

 喫煙室で数人集まってうだうだしていると、健康診断の話になった。レントゲンを撮るためにバリウムを飲んだの飲まないのという話である。幸か不幸か、私はまだ飲んだことはないのだが、四十歳を過ぎると毎年健康診断で飲まされるらしい。
 やがて、先輩G(男性)がこんなことを言い出した。
「バリウムか……口からは飲んだことないなあ」
 じゃ、じゃあどこからなら飲んだことがあるんだ? とまあ、だいたい想像はついたけど詳しく聞いてみた。以前、腸の病気で入院していたときの話である。
「点滴のときのパックみたいなもんがあってなあ、チューブが繋がっとって、その先にそろばんの玉みたいなものが付いてるんや。で、その玉を肛門に差し込んで、パックをギューッと押さえるとバリウムが腸の中ににょろにょろにょろ……」
 ううっ、やだなあ。
「これがすごく痛い。で、そのあとCTスキャンの台に乗せられてぐるぐる回され、あっち向けとかこっち向けとか言われるまま。そのうちに『じゃあ、ちょっと押さえますよ』と声がすると、台の下から鉄のアームが出てきて、腹のあちこちをぐいぐいぐいと押さえつける。これがものすごい力でなあ、もう痛いの痛くないの……」
 ううっ、それもやだなあ。
 病気になると、そんなひどい目にあわされるのか、ううむ。そんな目にあわないよう、酒も煙草もひかえねば。できるだけ。

 というわけで、今日は定時で帰宅。



10月20日(水) 冷蔵庫

 頭痛はなんとかおさまったようでひと安心の朝。
 今日は一日中デスクワークである。出張やら何やらで周りに人が少なかったので、落ち着いて仕事ができた。定時後、さらに一時間ほど残ってから帰宅。

 風呂からあがってみると、冷蔵庫がうなっていた。ぶぅぅぅぅん、と振動しているような音だ。
 昨日まではこんな音しなかったのになあ。買ったのが92年だから、もう7年か。そろそろ寿命かなあ。などと思いながら、とりあえず軽く蹴っ飛ばしてみる。直らない。次に冷蔵室の扉を開けて中を見る。さてどこが悪いのか、って、見てもわかるわけないよなあ。でもまあついでだから冷凍室の中も見ておこうと思って開ける。心なしか音が大きくなったような……って、なんだか製氷皿が震えているぞ。ひょっとしてこれが原因か。どうやらきちんと収まっていないようだ。きちんと奥まで差し込んだら振動音は消えた。

 教訓。扉は開けてみよ。



10月19日(火) 頭痛

 朝起きたとき、ちょっと頭痛がしていた。しかし、我慢できないほどではなかったのでそのまま出勤。
 いつもなら、朝方頭痛がしていてもいつの間にか治ってしまうのだが、今日はなかなか治らない。軽くなってはいるのだが、その分痛みが頭の奥の方に残っている感じだ。風邪のひきはじめかなあ。どうも仕事に身が入らないので、定時早々に帰宅。帰る途中で雨が降り出した。

 一時間ほど布団の中でうとうとしたのだが、それでもまだ頭痛は残っている。ううむ、今日は早めに寝よう。


今日買った本:
『火星人刑事』2巻(安永航一郎)



10月18日(月) 悪運

 どうも今日は朝から後輩Aの姿が見えないなあと思っていたら、交通事故に遭って入院しているとのことだ。びっくりである。

 土曜日の午後、自転車で走っていて車とぶつかった、とのことだ。軽傷だという話だが、ここはやはり見舞いに行かねばなるまい。定時後、電話で確認したらすでに今日退院したとのこと。部長課長先輩Cと連れ立って後輩Aの家へ向かう。
 玄関に出てきた後輩Aは、さすがにやつれた顔をしていた。でもまあ、歩いて出迎えられるようだからやはり大したことはないのか。玄関先には、事故に遭った自転車が展示してあった。これがその自転車ですわ、ほら、タイヤが曲がってるでしょ。って、そんなこと自慢してどうする。

 傷は左目の上、五針縫ったそうだ。そしてすり傷が体のあちこちに。事故の様子を聞いてみると、こういうことらしい。
 山中の曲がりくねった道を、友人と二人で自転車で走っていた。下り坂で、かなりスピードが出ていたようだ。そこへ対向車が上ってくる。先行していた友人の自転車を見つけたその車はスピードを落とした。後輩Aはその後ろでブレーキをかけたのだが、なぜかスリップしてしまい自転車は道の真ん中へ滑っていった。ちょうど対向車の正面へ。
 こういう事故でこれだけ軽傷ですんだのは奇跡的だ、ということである。まったく悪運だけは強い。脳波検査などもしたが、正常だったようだ。ううむ、頭を打ったから正常に戻ったのかも。……とまあ、ギャグが出るようなら大丈夫だろう。

 復活にはまだ数日かかりそうである。ゆっくり休んでしっかり治すように!



10月17日(日) タコ焼き

 昨日からかなり涼しくなってきたかと思えば、朝方は寒いほどだった。つい数日前まで真夏日だったというのに、えらい変わり様である。

 特に予定のない日曜日は、掃除と洗濯。煙草を買いに行くついでに本屋に寄り新刊を物色するも収穫なし。
 涼しくなってきたせいか、タコ焼きが食べたくなったので駅前のなじみの屋台に行く。しかし休みだ。どうやら日曜日が定休日らしい。仕方ないのでもう一軒の方へ行ったが、こちらはまだ開店時間になっていないようだ。
 そういえば、まだ食べたことはないがもう一軒あったはず、と思って行ってみたが、こちらも鉄板にフタがしてあってまだ開店していない。こうなりゃ意地だ、と思って駅周辺を歩き回ると「ジャンボタコ焼き」と書かれた屋台を二台発見した。しかしどちらもシートをかぶったままで、もう何年も使われていないような感じである。結局、ダイエーの近くで発見した店でようやくタコ焼きをゲットできたのだった。ああしかし、この店はサラサラマヨネーズじゃないぞ。
 今まで気付かなかったが、この駅前、わずか百メートル四方程度の範囲にタコ焼き屋が六軒も(まあ二軒はつぶれていたが)乱立していたのだなあ、ううむ。

 そして今日は「オモテ」を更新。



10月16日(土) トルネコ2

 久々にゆっくりと眠り、午前十一時に起床。かなり涼しくなってきた。

 二週間ぶりに車でダイエーへ行き、まずはフードコーナーのお好み焼きで昼食。そういえば、ここのお好み焼きもサラサラマヨネーズだった。
 その後は例によって酒と食材を仕入れ、そして、買ってしまいました『トルネコの大冒険2』(プレイステーション用ソフト)。

 帰宅してからは、ひたすらトルネコ2をプレイする。ううむ、まだまだ先は長そうだなあ。



10月15日(金) 遠足

 朝、駅への道を歩いていると小学生の集団に出会った。

 低学年だろうか、帽子をかぶってリュックを背負い、私と同じ方向に歩いている。どうやら遠足のようだ。
 どっちへ向かうのだろう。大阪方面か京都方面か。この集団に巻き込まれて電車に乗らんといかんのかと思っていたら、集団は阪急の駅を通り過ぎてJRの駅の方へ向かっていった。ほっ。
 と安心したのも束の間、途中の駅で今度は小学校高学年らしい集団が乗り込んできた。女の子の一人が嬉しそうにながめていた紙をちらっと見ると、「秋の遠足 東映太秦映画村」と書いてある。そうか、この集団も遠足か。しかしこの子の「遠足のしおり」、色鉛筆や蛍光ペンできれいに色が塗られているなあ。よっぽど楽しみにしていたのだろう、など思いながら電車を降りた。

 そして、会社への道を歩いていると、またまた小学生の集団とすれ違う。ううむ、今日は遠足の特異日か?


今日買った本:
『大江戸ボランティア事情』(石川英輔&田中優子、講談社文庫)



10月14日(木) 『天魔の羅刹兵』

 一日中曇り。昨日より少しは涼しいが、それでも26度である。まだまだ半袖で十分だなあ。

 午前中はずっとデスクワーク。午後は会議が一本、後輩Aがらみながらも特にトラブルはなし。会議が終わったあとは、さらにデスクワーク。特に事件も起こらない、平穏な一日である。

 帰り道、あちこちで「面白い」と評判の『天魔の羅刹兵』を購入。電車の中でさっそく読み始めたのだが、うん、確かにこれは面白い。
 舞台は日本の戦国時代、織田信長や明智光秀、羽柴秀吉や柴田勝家といった登場人物は実際の歴史と変わらない。ただひとつ違うのは、種子島に伝来したのは鉄砲ではなかったのだ。では何かというと、蒸気機関で動く巨大な人工の鬼「羅刹兵」である。要するにモビルスーツだな。これがさっそく、冒頭の「長篠の戦い」からめざましい活躍を見せてくれるからたまらない。ようやく第一章を読み終えたところだが、今後の展開が楽しみである。
 羅刹兵を操縦するのが少年少女ではなく、勝家や光秀というおっさん連中だ、というのもまたいいなあ。


今日買った本:
『天魔の羅刹兵』一の巻(高瀬彼方、講談社ノベルス)



10月13日(水) 火災報知器

 今日もまた暑い。昼過ぎに雷が鳴って雨が降ったが、あまり涼しくならず。

 そんな雷雨の中、突然火災報知器が鳴った。五秒ほど鳴ってすぐに切れたのだが、すかさず構内放送が入る。
「防火管理者よりお知らせします。ただいま実験センターの火災報知器が作動しました。状況を確認中ですので、そのままお待ちください」
 待ってるあいだに火が回ってきたらどないすんねん! ……ってまあ、たぶん誤動作だろうなあ。私が入社して以来、毎年1〜2回は火災報知器が鳴っているのだが、すべて誤動作だったのだ。今回もおそらくそうだろう。いやでも、万が一ということもあるし逃げた方がいいか。しかし外はえらい雨だしなあ。などと悩んでいたら、また放送が。
「防火管理者よりお知らせします。先ほどの火災報知器は誤動作によるものと判明しました。そのまま業務をお続けください」
 お続けくださいってのもなんだかマヌケだなあ、と思いつつ業務を続けたのだった。

 そして今日は「オモテ」を更新。



10月12日(火) 真夏日

 十月も半ばだというのに、なぜ気温が三十度もあるのだ? しくしく。などと嘆いてみても会社が休みになるわけでもなく、汗をにじませながら出勤。

 午後からは会議。主催者は先輩Cで、企画担当者や営業担当者も参加する会議である。私も、ほんの少しだけ関わったことがあるテーマだということで出席を要請されたのだ。
 目的はテーマの今後の方針やスケジュールを決定するというものなのだが、開発のテーマだけに技術的な説明が頻出する。先輩Cがそれらを説明していたのだが、専門的な用語が多いせいか営業担当者などにはなかなか理解しにくいようだ。その営業担当者から再度説明を求められ、先輩Cがちょっと困ったような顔をして私の方を見る。な、なんだその目は。ひょっとして、私に説明しろというのか?
 まあ、以前関わっていたテーマでもあるし、私は内容を理解していたので代わりに説明することにする。専門用語はなるべく使わず平易な言葉で、たとえ話も織り交ぜながら説明すると、ようやく理解してもらえたようでその場はなんとかおさまった。ううむ、先輩Cは仕事もできて頭も切れるのだが、話が専門的になりすぎるところが弱点かなあ。

 そんなこんなで会議が終わるともう午後四時。残り時間でこまごました仕事を片づけて本日は終了である。
 ううっ、帰り道もやっぱり暑い。



10月11日(月) 異人館通り

 異人館通りといってもアメリカはネヴァダ砂漠にありエイリアン50万人が暮らしていると言われる米軍の秘密施設エリア51のことではない。それは異星人通りである。そういえば、成田美名子の漫画でそんなタイトルのものがあったような。
 まあそんな話はどうでもいいとして、今朝は昨日買ってきたカニの押し寿司で朝食。これが上品な薄味で実に美味しかった。

 朝食後、神戸北野の異人館巡りへ出発。気温は27度というから、九月上旬並みの陽気だ。JR三宮駅から北野坂を上っていくのもしんどいと思ったので、地下鉄を一駅だけ乗り新神戸駅まで行く。ここからなら下り坂だから楽だろうと考えたのだが、結局かなり歩くことになった。
 新神戸駅からは北野UFO道が続いている。さすがは異星人通り。そんな無理矢理なボケも織り交ぜながら北野遊歩道を歩いて異人館通りへ。坂を上ったり下りたりしてやたらと多い土産物屋に出入りしつつ、本家オランダ館エリオン邸や風見鶏の館、さらに長い石段を登って北野天満神社など。この陽気の中、坂だらけの道を延々と引きずり回されたのだった。しくしく。
 でもまあ、途中で食べた六甲牧場ソフトクリームがすごく美味しかったから許そう。

 北野坂を下って、三宮でちょっと遅めの昼食。ダイエー三宮駅前店9階レストラン街にある『蔵柳』で牛しゃぶランチである。野菜はバイキング形式で食べ放題、さらにうどんも付いて880円は安い。ついつい食べ過ぎてしまった。
 その後はJRで新大阪まで戻り、土産物などを物色。

 そして帰宅。



10月10日(日) 大阪名物

 そして今日は朝から万博公園へ。

 大阪モノレールの万博記念公園駅で降りて、まずは大阪ガスのショールーム『DILIPA』でもれなくコーヒーが当たるというアンケート用紙をゲットしておいてから自然文化園へ入る。太陽の塔を右手に見つつ左回りに進み、道端に立っている『この木なんの木クイズ』をいちいちチェックして、コスモスの丘でコスモスとアンパンマンの紙芝居をながめ、森の舞台で見た超古代文明の遺跡ストーンサークルに驚嘆し、お祭り広場でおこなわれていたフリーマーケットをながめつつ焼きそばを食べる。
 その後はいったん外へ出て国際自動文学館で絵本をひやかしたのちに日本庭園へ。ここでも時計回りに一周し、休憩所でみたらし団子。自然文化園へ戻り、東の広場と世界の森を通って出口へ着いたのは四時前である。先ほどのアンケート用紙を提出してコーヒー(AGFのアロマイン80g)をもらい、モノレールで千里中央まで戻ってから地下鉄で心斎橋へ行く。

 心斎橋駅はやたらと混雑していた。地上へ通じる階段も同様である。ふだんは日曜でもこんなに混むことはないのになぜだろう、と思っていたのだが、地上に出てやっとわかった。今日は御堂筋パレードの日だったのだ。ううむ、見るまで思い出さなかったのはうかつだぞ。
『大阪ラプソディー』の歌詞どおり戎橋から法善寺方面へと歩き、大阪名物グリコの巨大看板をながめ、大阪名物かに道楽の巨大ガニをながめ、大阪名物くいだおれ人形をながめ、大阪名物づぼらやの巨大フグをながめ、大阪名物法善寺の水かけ不動をながめた。途中、ぼてぢゅうで大阪名物お好み焼きを食べ、明日の朝食用にとかに道楽で大阪名物カニの押し寿司を買い、さらにプランタン近くのケーキ屋『Alayon』で大阪名物ショートケーキを買って帰還。



10月9日(土) 海遊館

 摂津富田駅からJRに乗り、昼過ぎに新大阪駅へ到着。入場券を買って新幹線のホームに入ろうとしたのだが、窓口は長蛇の列が続いてひどい混雑である。アナウンス等で情報収集した結果、広島以西が運転休止になって山陽新幹線のダイヤが大幅に乱れているらしい。またトンネルでコンクリート塊が落下したようだ。ホントに困ったものである。だから、パッと見ただけでOKなどと判断せず、きちんと確認しろと言っただろうが。……って、後輩Aじゃなかったか。
 仕方がないので一度改札を出て入場券の自動販売機を探して購入。東京から新大阪までは通常どおり運行されているようなので、まあ遅れることはないだろう。一安心。

 新大阪駅から地下鉄で大阪港駅へ。少し歩いて海遊館。ラッコは意外に大きかった、とのことである。その後はタコ焼きを食べてから「世界最大級」の観覧車に乗り、サントリーミュージアムで3D映画(吹き替えは爆笑問題)を見て、店長の頑固オヤジにしごかれる店員をながめつつラーメンを食べて帰還。



10月8日(金) 解決

 今日もずっと曇り、そして一時雨。涼しい。

 後輩Aは、昼前になってようやく声をかけてきた。時間はかかったものの「プログラムは最新のものである」ことが確認できたようで、次にどうすればいいのか聞いてきたのだ。
 そういうことならば、バグである可能性が高い。デバッガを使って確認せねばならぬ。バグの追求という作業は、まだ後輩Aには荷が重いだろうなあ、私が出ていかねばならないのか、仕方ないなあ、と思いつつ、とりあえずパソコンとデバッグツール一式をセットして使える状態にしておくように、と言う。ところが結局、私がいちいち指示するハメになってしまった。使い方は七月ごろにちゃんと私が教えたはずなのに、後輩Aときたらほとんど覚えていないのだ。とほほ。
 と嘆きつつもプログラムの動きを追っていったら、原因は意外と早く判明した。改造した際、通らねばならない処理をスキップするようにプログラミングしてしまったというバグである。修正も容易だし、ひとまずはこれで解決だ。(「デバッグ終盤に発見して修正したバグ」というのは、動作的には似ているが今回のものとは別のバグだったこともわかった)
 しかし、こんな単純な、動作させてみればすぐにわかるようなバグがなぜ今まで見つからなかったのだろう。聞いてみると、動作確認をしたときに、結果として「それらしい数値」が算出されていたのでOKだと思った、ということである。ううむ、「それらしい数値」と「正しい数値」はまったく別なのだが。この段階できちんと机上計算結果と一致するかどうか確認していれば、客先でトラブったりすることもなかったわけだ。……といっても後の祭りか。

 結局、今日の午後は後輩A対応で終了。さあ、気を取り直して、明日からは待望の三連休だ。



10月7日(木) 来客

 昨夜から明け方にかけてはけっこう雨が降ったようだが、出勤時にはやんでいた。一日中曇り。

 後輩Aは、実験室とデスクを行ったり来たりしつつ、何やら悩んでいる様子だ。昨日言われた「プログラムが最新のものかどうかを確認する」という作業に手間取っているのだろうか。ついつい「どうや?」と声をかけたくなるが、ううむ、考えてみれば、そうやってすぐに助け船を出すのがよくないのかもしれないなあ。しばらく放っておくことにするか。幸い、というか何というか、今回の仕事は(客先に提出する実験結果報告書を別にすれば)それほど納期が厳しいものではないし。
 というわけで、自分の仕事に専念することにする。あっちから質問してきたときは、ちゃんと答えてやることにしよう。

 午後からは来客。実験用精密機器のセールスマンである。この京都研究所の別の部署は、けっこうお得意さんになっているようだ。私の部署では別に購入する予定もないのだが、ちょっと興味がある装置だったので話だけでも聞いてみることにした。
 で、差し出されたパンフレットを見るとなんだか見慣れたものが写っている。私の会社の製品が、いや、もっとはっきり言えば、私がソフトを作成した商品がその装置の核となる制御部に使われているのである。私の会社からその商品を買い、他の部品と組み合わせて装置を製作し、それを私の会社にセールスに来ているわけだ。こりゃどうも、お買いあげありがとうございます。って、どっちが客だかわからんな。
 しかし、ちょっと昔に似たような設定のCMがテレビで流れていたような気が……。



10月6日(水) 議題

 出社早々、会議に引っぱり出される。
 議長、というか主催者は後輩A。先週から予定されていたもので、いちおう昨日の件とは関係のない会議なのだが、どうしても話題がそっちに流れてしまう。後輩Aも「それは別件だから」と言っていなせばいいのだが、他の人が話題を昨日の件に振るといちいちそれにノッてしまうのだ。こういうところでノリがよくても仕方ないぞ。主催者なんだから、その辺はもうちょっと上手く議題をコントロールしてくれなければ……って、そういうスキルを後輩Aに期待するのもちょっと酷かなあ。
 そんなこんなで議題は迷走し、結論が出たのかどうかもよくわからないままに終了。ううむ、私がもうちょっと助け船を出してやればよかったのかもしれないが、昨日の今日ではちょっとそういう気になれなかったのも事実である。すまぬ。

 そして昨日の件については「プログラムが最新のものかどうかを(後輩Aが)確認する」ということになった。まあ、これくらいの作業はまかせてもいいだろう。
 さらに午後からもう一本会議をこなすと、もう三時過ぎである。こまごまとした書類やメールを処理していたらすぐに定時になり、今日の仕事は終了。

 情報によると、来春あたりに大規模な組織変更があるらしい……私の部署はどうなるのだろう? びくびく。



10月5日(火) 失敗

 午前九時に本町の大阪支店に集合というからちょうど通勤ラッシュのまっただなかじゃないか。心してかからねば。と思っていたのだが、まったく大したことはなかった。立っていても新聞を広げて読めるくらいだ。東京の拷問のようなラッシュとは大違いである。

 とまあそういうわけで、今日は後輩Aとともに某客先への出張である。営業担当者の車に同乗し、いったん阪神高速道路へ入って喜連瓜破で降り、さらに五分ほど走って到着した。
 最初に少し相手先の技術者と話をして、さっそく実験準備に取りかかる。実作業は後輩Aに任せて、私はその後ろで見てるだけ……のはずだったのだが、結局ここの配線はこれでいいんですかとかこのパラメータはどうやって設定するんですかとか聞かれるのであまりのんびりもできない。同行した営業担当者は何やら別の商談で忙しいようだ。
 そんなこんなで、やっとセッティングが完了したのが昼前だった。まずは予備実験でのデータ取りから始め、昼食をはさんで続ける。これにも意外と手間取って、目的のデータ取得が開始できたのは午後三時過ぎのことだった。
 しかし、これがどうにもうまくいかない。実験用のプログラムが予想どおりの動作をしないのだ。何度か繰り返しても現象は変わらない。このサンプル、ちゃんと動作確認はしたのか? と後輩Aに聞いてもあいまいな答しか返ってこない。どうやら、実験室に積んであったサンプルを適当に選んで持ってきたようである。いくつかは動作確認をしたサンプルもあったのだがこのサンプルがそのサンプルかはよくわからない、とのことだ。
 ううっ、やはり私が事前にきちんとチェックするべきだった。大失敗である。しくしく。……などと泣いていてもはじまらないので、客先に事情を説明して今日の実験はこれで切り上げることにする。問題を解決してから、また日を改めておこなうということにした。
 同行した営業担当者は、他の客先を回ると言って一足先に帰ってしまった。ううむ、この事態にあきれ果てて帰ってしまったのではあるまいな。ぐすん。だから泣くなって。
 しかし、サンプルのこの妙な動作は、どこかで見たような記憶があるぞ。そう、このプログラムを作成中、デバッグの終盤あたりでこのような動作になっていたのではなかったか。このバグはちゃんと修正したはず……って、まさか、バグ修正前の未完成のプログラムを積んできたのでは? と推理したのだが、この推理が正しいかどうかはこの場では確認しようがない。明日会社で確認しよう。

 営業担当者(と車)が帰ってしまったので、帰りは電車である。大和路線の加美駅まで十分ほど歩き、JRで帰宅。



10月4日(月) 出張命令

 涼しい朝。やっと過ごしやすい陽気になってきた。

 デスクで書類を作成していると、突然課長が呼ぶ。明日は何か予定が入っているかと聞くのだ。入っていないと答えると、ならば後輩Aの出張につき合ってやってくれと言う。
 明日、後輩Aは大阪市内の某客先へ出張に行く予定になっている。いろいろと実験をして、データを取ってくるという仕事である。しかし、後輩Aだけでは心許ない。何か変なことを言わないか、客の「押し」に負けてとんでもないことを約束させられたりしないか、段取りが悪くて必要なデータを取れなかったりしないか、心配だ。一緒に行ってフォローしてやってくれ、というのだ。
 また後輩Aがらみである。こんなことでは、私の本来の仕事が全然進まないではないか。とは言え、確かに心配は心配だなあ。と思ってふと先輩Cの顔を見ると、「いや私は今週は報告会の準備で非常に忙しくて」などという。ううむ、先手を打たれたか。はいはい、私が行きますよ。
 しかし、後輩Aのフォローは一体いつまで続くのだろう? このまま四十才になっても五十才になってもずっと続いてたりして……ううっ、怖い考えになってしまった。しくしく。

 というわけで、今日は「オモテ」を更新。


今日買った本:
『雲竜奔馬』1巻・出馬!坂本竜馬(みなもと太郎、潮出版社)



10月3日(日) だらだら

 朝は雨。昼前にやんだが、気温はあまり上がらず。久しぶりにクーラーの不要な一日だった。そろそろ長袖の服を出しておいた方がいいな。

 例によって特に予定のない日曜日。家でだらだらとテレビを見たり読書をしたり、煙草を買いに出たついでに本屋を物色したりと無為に過ごす。夕食は鶏肉とタマネギがメインのカレーチャーハンを作成。その後はまたテレビを見つつだらだらと。

 しかし、「バケツでウラン」ってのはイヤだな。「バケツでプリン」よりもイヤだ。



10月2日(土) アスカファイル

 今日も最高気温は30度を越えている。こう暑いと、なかなか外出する気にもなれない。

 とはいえ、酒と食材だけは仕入れておかねばならない、というわけで車でダイエーへ。本屋で新刊を物色して、実にお久しぶりの『アスカファイル』を見つけたのでさっそくゲット。けっこういかがわしくて面白いのだ、これが。その後さらにいろいろと買い込んで帰宅した。
 帰ってからは、テレビで『上方漫才まつり』(再放送)などを見つつ、掃除と洗濯。そして読書など。実にのんびりとした休日だった。

 明日はやっと涼しくなりそう。ただし雨。


今日買った本:
『完全解明! オーパーツの謎!!』アスカファイルセカンドIII(飛鳥昭雄、アスペクト)



10月1日(金) 残暑

 10月1日でも暑すぎる。
 今日も最高気温は30度を越え、8月下旬並みの暑さだという。出勤するだけでも一仕事だ。

 会社に着き、さあ一仕事終わったから帰ろうか、というわけにもいかずさらに数仕事。
 まずは後輩Aの業務関連の会議である。すでに公式には私のフォロー業務は終了しているのだが、いろいろとしがらみがあってなかなか完全に切るというわけにはいかないなあ。
 その後は自分の仕事をしつつ後輩Aが書いた昨日の出張報告書をチェックしてどうも肝心なことが抜けてるなあなどと指摘したり後輩……ええとアルファベットはどこまで使ったっけと過去の裏ぽたを読み返してそうかEまで使ったから次はFか後輩Fがふらっとやってきて今の仕事の課題等についていろいろと話し合っているうちにいつのまにか技術的な支援をすることを約束させられていたりメールが飛び交って来週再来週の会議の予定がばたばたばたと入ったりしていた。なんだかこまごました仕事が多い一日である。

 金曜日ということで、定時早々に帰宅。夕方も暑い。





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