第6回   市場経済社会のアリとキリギリス 1996.9.20


 えーっ、『大日本スクリーン』という会社がありまして、この会社の略称が『大スク』と言います。
 いや、私の会社ではなく、現在私の会社と「某秘密の大プロジェクト(やや誇張)」をやっている会社です。だからホントは実名を出すのはまずいのですが、仮名にするとわからなくなってしまうので仕方なく実名。いいのか? まあいいでしょう。
 で、この『大スク』で何かギャグはできないか、と考えていたら、素晴らしいのを思いつきました。
 宮川大スク・花子。
 でも、会社でこのギャグを言っても、誰も笑ってくれません。3回も言ったのに。
 どうやら私の会社にはギャグのわかる人はいないようなので、ここに書きます。皆さん、笑ってください。

 ということで、今日のネタはこれ。

 むかしむかし、あるところに、アリさんとキリギリスさんがすんでいました。
 きせつはあついなつです。アリさんは、あつさにもまけず、せっせとはたらいてたべものをあつめていました。なつのあいだにたべものをたくわえておかないと、さむいふゆがきたときにこまってしまうからです。
 ところがキリギリスさんは、まったくはたらこうとしません。すずしいこかげで、まいにちうたをうたっていました。

 そうこうするうちに、ふゆがやってきました。
 キリギリスさんは、やっとおもいこしをあげたようです。
 「しかたない、そろそろはたらくとするか」
 キリギリスさんは、コンサートをひらきました。
 すると、なつのあいだにたくわえたたべものをもって、アリさんがききにきましたとさ。

 ダメだ、やっぱりフリートークの書き込みの方が面白い‥‥。


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