第141回   やおいを考える 1997.6.19


 ‥‥本当は、あまり考えたくないのである。
 しかし、何人かこのテのネタが好きな人がいるので仕方なく考えることにする。

 やおいとは何か。
 語源については諸説あるが、一番有力なのは「やっぱり、おしりが、いい気持ち」の略、という説である。

 では、そのような男たちのことをなんと呼ぶのか。
 女の場合がネコなのだから、男はやはり犬系だろう。攻める方は狼男、攻められる方はお受け身男である。男はお受け身なのよ〜気をつけなさい〜、ということだ。

 そしていよいよ、実践にはいる。
 しかし、残念ながら私は未経験なので、伝聞でしか書けないのだ。一体、男同士でどのような行為に及ぶのか、一度だけそのテのビデオを見たことがあるのだが、修正が多くてよくわからなかった。股に〜付けてる〜マークは修正〜、というやつだ。おそらく、下腹部には縄のような毛が生えていることだろう。下腹はあざなえる縄のごとし、である。
 まずすることといえば、キスである。どこにするか、は決まっている。タマにキス、である。
 次はしゃぶることになる。どこをしゃぶるか、は決まっている。彼の股しゃぶろう、である。
 そして最後は、発射することになる。感激の一瞬だ。どこに発射するか、は決まっている。顔射感激雨あられ、である。
 ずいぶんあっさり書いてしまったが、あまり詳細な描写はしたくないので勘弁してもらいたい。

 さて、このような趣味がこうじるとどうなるか。待っているのは、ニューハーフへの道である。あなたを待つの〜ペニスカット〜、というやつだ。
 しかし、くれぐれも注意していただきたい。未成年者は、決してこの道に迷い込んではいけない。命を危険にさらすことになる。なぜなら、金属バットを持った生活指導員が、郷ひろみの歌をうたいながらパトロールしているからだ。
「撲殺男の子〜、GOGO!」


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